Interview with 鴉-カラス

鴉-カラス- INTERVIEW 2023
By Team JROCK’N’ROLL

鴉-カラス
WebsiteX(Twitter)YoutubeTunecore Webshop

2020年に結成された鴉-カラス-は「時代に流されない真実の黒」をバンドコンセプトとして、人間の内面や、言葉にし難い感情を表現し続けてきました。 2023年はボーカルの椋さんの闘病、手術に伴う約2ヶ月の休止期間を経て、6月から活動再開、9月27日には池袋EDGEでのワンマンライブを控えた彼らがJROCK’N’ROLLに初登場! 7月にリリースされた話題の新曲『神さまの言う通り。』の制作秘話から、幼い頃のエピソードまで、たっぷりと語って頂きました! 心に響く歌詞と、こだわりを持って様々な挑戦を続けるサウンド。現代社会に一石を投じ、走り続ける注目のバンド 鴉-カラス-の世界に、ぜひ触れてみてください!

  • 椋
Part:Vocal
Birth:6/18
  • 幽夕
Part:Guitar
Birth:3/2
  • 大地
Part:Guitar
Birth:3/3
  • 拓人
Part:Drum
Birth:2/13


■ ご自身の楽しいエピソードを交えた自己紹介をお願い致します。

椋: こんにちは。10代目火影の椋です。
最近は空島を旅しながら斬魄刀を振り回しています。
時々上弦の鬼に襲撃されますがなんとかかめはめ波を駆使して日々奮闘しているってばよ。

幽タ:  最近ライブの日にピリピリするのにハマってます。
上手ギター幽タです!

大地: ハートの妖精こと鴉-カラス-下手ギターの大地です♡みんなの笑顔とみんなから貰うハート大好きです♡よろしくお願いします!

拓人: ドラムのタクトです。
10歳まで馬に育てられました。

■ ご自身の座右の銘がありましたら教えてください。

椋: 酒池肉林。

幽タ: 努力!

大地:  辛い時こそ笑顔!

拓人: メリハリ。

■ メンバーの皆さんそれぞれの、お互いの好きな所、尊敬する所を教えてください。

椋: 良くも悪くも僕と同じアホの塊なところ。

幽タ:
拓人は山の天気みたい。
➡大地は晴れの日。
➡椋くんは虹。

大地: 
➡拓ちゃんはとにかく身体が丈夫です笑体調崩したりすることが少ないのでその点すごく尊敬してます!
➡幽タさんは私には無い落ち着きがある所!クールで包容力があるというかいつも1歩引いて物事を考えてくれるお兄てきな存在!
➡椋くんは自分の間違えを認めて分析して変えていくところ!
加入して1番変わったなって思います。その姿を見て自分も負けてられないなって感化されてます♪

拓人:  
➡大地は頑張り屋です。
頑張りすぎる時があるので心配です。
➡幽夕は自分の美学を貫く姿勢がカッコ良い。
全てにおいてヴィジュアル系の体現者。
➡椋はおしゃべりクソ野郎だけど、実はミステリアスな所がある。

■ 鴉-カラス-というバンド名を決めたときのエピソードや、由来、理由を教えてください。

椋: ヴィジュアル系=黒いというイメージから難しい名前よりわかりやすい名前にしようと思い決めました。

■ メンバーの皆さんそれぞれの、ご自身のお名前の由来を教えてください。

椋: 僕がずっと漢字もそのまま本名なのでステージでお客さんに自分の名前を呼んでもらいたいのでメンバーにも本名にしてもらいました。

■ 鴉-カラス-の現在のコンセプトについて、紹介をお願い致します。

椋: 人間って生物を嫌ってほど書き記すバンドです。耳を塞ぎたくなるような事さえも人間らしいことなので。

鴉-カラス-のここが最高」というおすすめを教えてください。鴉-カラス-の特性、アピールポイントを教えて頂けたら幸いです。

椋: 椋とかいう変な生き物が真ん中に居る事。

幽タ: その日のライブで何が起こるか椋くん以外わからない所。

大地: 鴉-カラス-は曲はもちろん、椋くんの歌詞をお客さんと共有できる瞬間があります!その時を一緒にライブで感じて欲しいです♪

拓人: 喜怒哀楽、起承転結、笑いあり涙あり。
よく言うとドラマティック。
悪く言うとカオスなライブをしています。

■ これまでの楽曲では、曲と曲とのリンクが感じられる部分があったり(歌詞につながりがあったり)、全部の曲を聴くと、より一層、鴉-カラス-の世界観が深く感じられるように思います。全曲を聴いて楽しむことが勿論おすすめなのですが、「これから初めて鴉-カラス-を聴く」という方に、まず一番最初に聴いてみてほしいという一曲はありますか?

椋: 選べないな…でもやっぱり始まりのぬけがらかな…。

幽タ: 最近リリースした4th single「神さまの言う通り。」収録3曲目の幸せ中毒はライブが想像出来ると思うのでオススメです!
サブスクリプションでも聴けます!

大地: 鴉-カラス-に加入してから一番最初にこれかっこいいなって思ったのはトラウマです!切ない気持ちをストレートな歌詞とそれに合わせて変化していく曲展開とすごく好きな1曲なので聞いてみて欲しいです♡

拓人: 腐り、堕ちる。
ライブ中1番一体感を感じます。

■ 鴉-カラス-の楽曲では、自分の「弱さ」と向き合う歌詞が多く出てくると思います。自身の弱さを受け入れることがなかなか難しかったり、それが出来ずに苦しい気持ちになるという方もいると思い、鴉-カラス-の曲に共感したり救われる方も多いと思うのですが、この「弱さを見つめる、受け入れる」ということについて、椋さんの思うところをお話して頂けますでしょうか。

椋: 逆に他人に強さを提示する事の方が人って難しいと思うんです。だったら自分の弱さと向き合った方が僕は生きてるって実感出来ると思うんです。だって完璧な人は居ないから。どんな有名人だって短所はあるし、社会は長所を共有したがるけど、短所を共有し合える居場所があっても良いんじゃないかなと僕は思います。

■ 7月30日リリースの『神さまの言う通り。』では、新しいヴィジュアルが公開されました。新しいヴィジュアル(衣裳、メイク、髪型)で特に注目してほしいポイントやお気に入りポイントがありましたら教えてください。

椋: つま先から頭まで全部見てください。

幽タ: 宗教×V系をミックスしたイメージで衣装を制作して頂きました!
自分のリスペクトしているアーティストをベースにモダンな要素を組み込んでます!

大地: 個人的には女神的なイメージで衣装もメイクも考えてみました♡プラスで自分の好きな物を取り入れて上手に合わさったかなって思います♡ポイントはプリーツスカートと胸元にあるハートのチャーム、メイクはちょっとお転婆な女神感を出したかったので特徴的な髪型と、やっぱり神様といえばキラキラしてる感じが欲しいと思って顔にキラキラをつけました☆

拓人: 衣装は金属パーツの色、縫目の色等、細部までこだわりました。
軍服の要素を取り入れつつも宗教感も出したかったので衣装さんと相談して作った結果、イメージ通りのものが完成しました。

神さまの言う通り。』のMVは映画のようでとても魅力的だと思います。撮影時のエピソードや、MVに込めた想い、特に見てほしいポイントなどを教えてください。

椋: 新興宗教を題材にしたので無知では良くないと思いその実態や本や映画を入院中に隈無く調べて撮影に臨みました。

幽タ: 演奏の撮影時間をギリギリまで短くしたのでワンテイクで魂を込めて撮ってもらいました!

大地: 今回もエキストラさんに参加していただいて、待ち時間お話させていただいたりしたんですけど、色んなところからこの作品に対して向き合ってくださっててとても良い状態で撮影に挑めました♪

拓人: 演奏シーンではカメラワーク、照明の当て方を撮影スタッフの方々と試行錯誤しました。

■ 新しくリリースされた曲の紹介をお願いいたします。(歌詞に込めた想いや、楽曲制作のエピソードなど。

神さまの言う通り。
椋: 価値観の共有を強要してくる人に対して、日本の社会問題でもある新興宗教を例に挙げて作品を作りました。実際に日本ではある話ですからね。恐ろしいです。

幽タ: 苦手を克服して成長に繋がりました。

大地: 神さまの言う通り。に関しては歌詞に合わせてフレーズを考えた部分が多かったので弾いてて楽しい1曲になりました♫「なのなーのなーのな」のところで歌詞と一緒になる所がお気に入りです♡

拓人: デモの段階から大幅にリズムパターンを変えたことで、より疾走感が産まれたので良かったです。

・『秒針
椋: これは僕の入院する前からあった曲でやっとリリースできたなって感じです。はい、あなたは難病です。と言われた頃なので歌詞が暗いです。笑

幽タ: ライブ後のクタクタに疲れてる中、椋くんと2人でギターソロを作りました。。
とても充実してましたね。

大地: 秒針はデモが上がってきた段階で凄くかっこよくてポンポンアレンジが出てきてサビに関しては凄く詰め込んじゃいました笑詰め込み癖のある私なので却下されるかなーとも思ったんですけど割と受け入れてもらって好きを詰め込んだ楽曲です♡フレーズに関してはこのシングル1番好きかも♡

拓人: 常に8ビートで進行していく曲なので
各セクションでドラムフレーズに違いをつけるのが難しかったです。

・『幸せ中毒
椋: the 椋な曲です。幸せだなあって最近思う事がいっぱいあって人としてのトゲが良くも悪くも大人になってふにゃんふにゃんになってしまった時期の素直な言葉を書きました。当時詞も曲も出てこなくなって落ち込んでいた時に「幸せが僕を殺す」という最初のワードが思い浮かんでそこから3日で完成させました。メンバーも死に物狂いでアレンジしてくれました。

幽タ: ライブの画が浮かぶのでレコーディングしていて楽しかったです!

大地: 幸せ中毒はサビメロが鴉-カラス-の曲の中で1番好きな曲になりました!レコーディング中に頭から離れなくなって口ずさむ事がいちばん多かったし、椋くんに会う度にサビメロいいよねぇってずっと言ってました♡笑

拓人: アレンジを担当しました。
ギターリフはしっかり耳に残るようなフレーズに仕上げたかったので苦戦しました。

■ これまでの楽曲の中で(どの曲も魅力的で印象的なのですが)、『囚人番号十八番の手記』と『囚人番号十八番の苦悩』の2曲については、衝撃的でインパクトがあり、気になりました。この2曲について、歌詞に込めている想いや制作のエピソードを教えて頂けますか?2曲はセット(2曲目が続編)のように思いますが、どのような流れで制作されたのでしょうか?

椋: 囚人番号十八番がお酒に酔った僕を乗っ取り気付いたら完成していたのでよく覚えていません…。

幽タ: 苦悩はあれこれいじくりながらレコーディングしていました。
当時は変わった事がしたくてギターソロでワーミーを入れたりしましたね。

拓人: 囚人番号十八番の苦悩に関しては僕が作曲→椋が作詞という順番だったので、まさか歌詞の内容が囚人番号十八番の手記の続編になるとは思いませんでした。
同じシリーズの曲を自分が作れて嬉しいです。

■ 鴉-カラス-の音楽制作について、新曲はどのように作られ、どのようにリリースを計画されるのでしょうか?

椋: 基本的に僕が作曲してメンバーがアレンジをしています。僕の産み出したフレーズがカリスマ的過ぎて物理的に弾けなかったりするのでそこはメンバーと調整します。

鴉-カラス-の音楽にインスピレーションを与えるものは何でしょうか?

椋: 他ジャンルですかね。意外と頑張って流行を追ったりしてます。

幽タ: 日常や普段聴く何気ない音楽だったり生活全てにヒントがある気がします。

大地: ギターフレーズに関してはその曲の歌メロを弾くところから始まります!そのメロを弾きながら頭の中に出てきた音を何回も撮りながらフレーズを作っていきます!

拓人: ライブですね。

鴉-カラス-の音楽を通して伝えたいことは何でしょうか?

椋: 僕という人間の自伝だと思っています。だから僕はこういう人間です!って言うのを伝えたい。そしてそれに共感してくれたら嬉しいな。

幽タ: 生きてりゃいい事あるよって。

大地: 椋くんの歌詞に合った曲の雰囲気作りで色んな表情を届けたいです!

拓人: 鴉-カラス-を聴いてくれた人が好きなように受け取ってくれたら嬉しいです。

鴉-カラス-としての活動の中で、特に印象に残っている嬉しかった(楽しかった)出来事や経験は何でしょうか?

椋: メンバーの口癖がまあ椋くんだからね、になっている事。笑

幽タ: 今年の生誕でファンの方々からお祝いしてもらった事ですね。

大地: 正直、鴉-カラス-はなかなか上手く進まないなって、何度も困難があるバンドだなと思います。でも現在やっとその困難を跳ね除けられる力が少しづつだけどついてきたなって、再始動して半年くらいですが今実感できてきてる事が嬉しいです。

拓人: このメンバーでバンドを組んでいる事。

鴉-カラス-としてアクティブに活動する中で、メンバーの皆さんが一緒に過ごす時間も長いことと思います。メンバー同士の関係を良好に保つために、心がけていることはありますか?

椋: 伝えたい時にちゃんと正しい言葉で伝える事ですかね。例え喧嘩になってもそのあと仲直りできるメンバーだと思っているので。

幽タ:みんなで酒を飲むこれに限る。

大地: なるべくメンバーの負担を減らしてあげるようにしてます!出来ることは積極的にやろうと思ってます♪

拓人: 思ったことをちゃんと伝える事ですね。自分自身言葉足らずなので喧嘩になる事もありますがそれでも向き合ってくれるメンバーに感謝です。

■ 海外にも多くの鴉-カラス-ファンがいますが、日本にライブを観に行くのはなかなか難しいという方も多いと思います。実際にライブへ足を運ぶことが難しい海外のファンたちには、どのように 鴉-カラス-を応援してもらいたいと思いますか?(オンラインショップでは、海外向けの発送も受け付けていらっしゃるので有難いと思います。CD、グッズ、チェキ等の物販について、海外の皆さまへのおすすめポイントやメッセージがありましたらお願い致します。

椋: もし日本に来てくれたら日本のお酒を奢ります。

幽タ: V系に興味のある友達、興味なくても友達なら鴉を教えてあげて欲しいな 。
鴉-カラス-じゃなくても日本にこういうジャンルがあるよって広めて欲しい!俺たちと一緒にV系の輪を広げよう!

大地: いつも物販商品をはじめ、SNS等で投稿や拡散をしていただいて感謝しています♡ライブMVだったり、最近では通販でもライブ映像が貰える特典を用意してますので色んな形で鴉-カラス-に触れて貰えたらなと思います♡

拓人: いつか僕らから海外に行けるよう頑張ります。
それまで鴉-カラス-の動向をチェックしておいてください!

■ ご自身が特に好きな鴉-カラス-の曲を選ぶとしたら何ですか?また、その理由も教えてください。

椋: やはり「ぬけがら」ですかね。始まりの曲。

幽タ:憂鬱な空と雨模様」。理由は曲自体良いしレコーディングが楽しかったので。

大地: 今は「幸せ中毒」が1番お気に入りです♡ボーカルソロの所はバンド全体で最後のサビに向かっていくところが熱いので一緒にエンディングに向かってくイメージで聞いて貰えたら嬉しいです♡

拓人:囚人番号十八番の苦悩」。鴉-カラス-の音楽性の幅が広がりました。



これまでのバンド活動の中で、直面した困難や大変だったこと、乗り越えてきたことはありますか?(例えば、コロナ禍での活動の大変さ、楽曲制作や活動の方向性、ファンとの関係性など)。

椋: 昔のやり方に固執して片意地張ってたらダメだなと改めて実感してます。僕はそういう情報に疎いので最近はよく対バンさんのHPとかをチェックして情報を得ています。

幽タ: お客さんは声も出せないしその場でモッシュしたり逆ダイも出来ないしでバンドもファンも辛い思いをしました。
今は緩和されたので取り戻していきたいですね。
椋くんがライブ特化のボーカルなので。

大地: コロナ禍の前から個人的に活動を止めていたので、鴉-カラス-に携わる頃はステージにパーテーションがあるライブで全然ライブしてる感覚がないというか、ブランクもあるしどうしていたのか感覚を取り戻すのが大変でした(>_<)

拓人: 困難だらけで書ききれないです笑
でもその度に立ち上がって活動を続けてこれたのは
間違いなく応援してくれたファンの方々のおかげです。

■ ヴィジュアル系バンドとしての活動において日々直面する課題の中で、特に大変と感じるのはどのようなことでしょうか 。例えば、事務作業、フライヤー作成等の広報活動、SNS更新、人間関係の構築、機材やメイクや遠征にかかる費用、長時間の運転など、メンバーの皆さんそれぞれお忙しい中で分担して協力していらっしゃると思うのですが、日頃の苦労、苦悩などありましたら教えてください。

椋: そうですね、強いていうなら僕がイケメンすぎるところでしょうか。バンド内の仕事はイケメン担当なので毎日困ってますね。

幽タ: 好きな事をするためなのでなるべく大変だと思わないようにしていますが13時間運転した日は死ぬかと思いました。笑

大地: たまに作業がめちゃくちゃ多くなる瞬間が定期的にあるので、その度に分身したいなぁって思ってます。(>_<)

拓人: ライブの日の朝が早いです。メイクやリハで準備に時間がかかる+インストアイベントをライブ前に開催となると朝6:00起きは当たり前になってきます。きついけど良いライブが出来た日は疲れも全部吹っ飛びます。

■ 日本のヴィジュアル系バンドのファンは女性が多いと思いますが、男性のファンも少しずつ増えていると感じます。男性のファンの皆さんにもメッセージをお願いいたします。

椋: 元々僕もヴィジュアル系のファンなのでお酒を飲み語り合いたいですね。

幽タ: 遠慮すんな、逆ダイやっちまえ

大地: ライブで見かけるとすぐかまちょしてしまいますね(^^)怖がらず、恥ずかしがらず近くにおいでね♡

拓人: か゛か゛っ゛て゛こ゛い゛!!

■ ヴィジュアル系バンドを始めてから、当初の予想と違ったこと、意外だったこと(あらかじめ知っておきたかったこと)はありますか?

椋: バンドマンの私服がCIVARIZEじゃなかった。許せない。

幽タ: 思ったよりも忙しくて働けないんだなと。笑

大地: 自分に合うメイクを探すのにすごく時間がかかりました!本当はもっと密室系というかそういう感じでいきたかった時期があったんですけど、全然似合わなくて(>_<)理想と合ってるものって違うんだなぁって思いました!

拓人:  おしゃべりが多い。バンドマンは無口な方が多いと思ってたので、自然と近寄りがたい雰囲気があると思ってましたが、椋に会ってイメージが崩れました笑

■ 日本のバンドマンの皆さんとお話する中で 「他のジャンルよりも、ヴィジュアル系のほうが、自分たちをより良く、より自由に表現できる」という話を伺ったことがあります。JROCK’NROLLでは、ヴィジュアル系以外の音楽も取り上げており、日本の他のジャンルでも「自由な表現」で活動している方々もいるように感じました。「ヴィジュアル系だからこそ表現できる何か」「他のジャンルでは表現できないもの」が何であるのかを知りたいと思いますが、鴉-カラス-の皆さまはどのようにお考えでしょうか。

椋: 僕自身ジャンルとか気にしたことないのでわかりません。ですが、僕がかっこいいと唯一思うジャンルはヴィジュアル系なので結果ヴィジュアル系が最強です。

幽タ: メイクや衣装で自分の良さをフルで活かせると思います。ステージングやライブの作り方も独特だと思うので!

大地: 好きなものをジャンル問わず詰め込めるのはやっぱりヴィジュアル系の楽しいところだなぁって思います♪

拓人: 特に違いはないと思います。
ただ他のジャンルより音楽を視覚的に表現する事に重点をおいている点が唯一違いだとおもいます。

「今後こんな『ボーカル』/『ギタリスト』/『ドラマー』になりたい」という目標はありますか?

椋: 沢山憧れはいますけど、今はその人になりたいとは一切思わないですね。なれないですし。
自分らしくあることが大切だと思っています。

幽タ: 研ぎ澄まされたプレイヤーになりたいです。タイトにタイトに。

大地: 感情豊かなギタリストになりたいなぁっておもいます!今まで受けてきたインタビューでは”笑顔にしたい”って言ってきたんですけどそれにはやっぱり感情表現を持ってしていかなくちゃなって最近思ったのでこれから頑張りたいです♪

拓人: 何でも出来るドラマーになりたいです。

『ボーカル』/『ギタリスト』/『ドラマー』としてのご自身のアピールポイント、「ここを見てほしい」という所を教えてください。

椋: かっこよくてかわいくてあざとくてカリスマなところです。なんでもできすぎて困っているので名前を出来杉に変えようと思っています。

幽タ: ギターソロ聴いて欲しいですね。後は目を合わせてもらえたら嬉しいです。

大地: 見た目と違って結構激しい部分が多いです!メンバーにもお客さんにも負けないくらい暴れるのでたまに疲れてたら見てね♡

拓人: 誰にも真似できないフレーズを叩くように意識しています。感傷教育には自分の全てが詰まっています。ドラムを叩ける人は是非コピーしてみてください。

 音楽 (『ボーカル』/『ギター』/『ドラム』)を始めたのは、いつ頃から、どんなきっかけでしょうか?

椋: 産まれた瞬間マイクを握ってお腹から出て来たと母から聞きました。

幽タ: 14歳の時にポルノグラフィティのメリッサという曲のMVを見てからTAMAさんに憧れてベースを始めたのですが、そこから一年後に触ったエレキギターでベースじゃ味わえない楽しさを知りギタリストになりました。

大地:高校生の時に軽音楽部に入りたくて始めました♪

拓人: 16歳、高校の軽音楽部に入って。最初はボーカル志望でしたが、カラオケの点数対決で負けてドラマーになりました。でも今は負けてよかったと思っています。

■ 初めて好きになったミュージシャンは誰ですか?

椋: E.YAZAWA

幽タ: ORANGE RANGEのRYOさんです 。

大地: UVERworldのTAKUYA∞さんです!ヴィジュアル系ではPlasticTreeの有村竜太朗さんです♡

拓人: シェーン・ガラス(Shane Gaalaas)

初めて買ったCDは何ですか?

椋: 団子三兄弟。

幽タ: 初めて買ったCDがORANGE RANGEのお願いセニョリータでした。

大地: だんご三兄弟です。笑

拓人: B’z「C’mon」。TVで「さよなら傷だらけの日々よ」を聴いた次の日に買いに行きました。

■ 初めて観に行ったライブの思い出がありましたら教えてください。

椋: 初めてのライブかとどうかは忘れましたが初ヴィジュアル系のライブは母とV系夏の宴2008のNHKホールに行きました。

幽タ: 叔母さんの旦那さんが米米CLUBのベースを担当しているBONさんで横浜アリーナに連れてってもらいました。今でも思い出せるくらい楽しい時間でした。

大地: 初めて見に行ったライブは…確かゴールデンボンバーさんのライブでした!笑

拓人: VAMPSです。HYDEさんとK.A.Zさんがバイクで登場した時は衝撃を受けました。

■ ご自身が初めて演奏する(歌う)側としてステージに立ったときのライブの思い出がありましたら教えてください。

椋: 中1の頃当時好きだった女の子を含む何人かでカラオケに行った時ですかね。身内ネタのアニソン歌って盛大にすべって好きな子はその時にEXILE歌ってた友達と付き合いました。

幽タ: 高校一年生の夏にライブハウスでやりました。汗だくで気持ちよかったのですが、その日は耳鳴りが酷くて眠れませんでした笑

大地:とにかく演奏が上手く出来ないまま出たので恥ずかしさで死にそうでした。笑

拓人: 緊張はなくて、ただステージが暑すぎて汗だくになりました、、

■ 音楽以外で影響を受けた作品、または特に好きな作品(本、映画、ドラマ、アニメ、漫画等)はありますか?

椋: いっぱいあるから教えてあげない。

幽タ: 冨樫義博先生の作品(幽遊白書、レベルE、HUNTER × HUNTER)

大地: ジブリ作品とディズニー映画、あとはクレヨンしんちゃんとドラえもんを永遠に観てました♪

拓人: AKIRA、エルフェンリート。ハリーポッターシリーズは原作小説も持ってます。

■ 小さい頃の将来の夢は何でしたか?(小さい頃からミュージシャンを目指していましたか?

椋: 小学校の卒業文集の欄の将来の夢に「みんなが僕の言う事を聞く世界にする」と書いたら「幸せな家族と過ごす」に変えられていました。思想が強すぎたのでしょうか。

幽タ: 5歳の時の将来の夢が勇者でした。家でドラクエばかりやってたので笑

大地:最初は冒険家になりたかったみたいです。笑
まぁ冒険してるようなものなので夢を叶えてる最中かもしれないです♡笑

拓人: 医者、作家、先生、歌手とか色々と、、。

■ 小さい頃はどんなお子さまでしたか?好きだった遊び、テレビ、思い出などはありますか?

椋: 一人っ子ですし、純粋でした。ただそれがどうやってこんな人間になったのかはご想像にお任せします。

幽タ: 父親に怒られてばかりでした笑
当時は凄く嫌いだったのですが大人になりあの頃の厳しさのおかげで得した事が多々あり今では感謝しています。

大地: 昔からよく女の子に間違えられていたみたいです。笑
実は生まれる数週間前まで女の子の予定だったみたいです♡笑

拓人: LEGOをずっとやってました。昔からものづくりが好きみたいです。

■ ご兄弟はいらっしゃいますか?

椋: 生粋の一人っ子。

幽タ: 妹ちゃんが2人居ます!

大地: 妹ちゃんが2人居ます!

拓人: 妹ちゃんが2人居ます!

■ メンバーの皆さんを家族に例えるとしたら、お父さん、お母さん、お兄ちゃん、お姉ちゃん、弟、妹など、誰が誰にあたるか、それぞれのイメージがありましたら教えてください。

椋: 僕が神。終わり。

幽タ: 椋くんは親父っぽい。
大地は妹で拓人は双子の弟。

大地: 椋くんは人ではないのかな…。笑
幽タさんは親戚のおじさん!
拓ちゃんはサボテン♪

拓人: 椋は犬(よく噛む)
幽夕は兄
大地は猫

■ 差し入れで嬉しいもの、逆にちょっと困るなぁというものはありますか?

椋: 嬉しいもの濡れマスクとトーマスキャンディ(廃盤)
困るものは特にないです。虫とか入ってたらちゃんとポストに返しに行くから安心してね。

幽タ: ギターの弦(アーニーボール パラダイム緑)かFUJIFILM INSTAX MINI

大地: パックとかボディーローションとか♡

拓人: 嬉しいもの→何でも。
困るもの→逆に困ってみたい、笑

■ 音楽以外の趣味や、お休みの日に楽しんでいること、最近のマイブームはありますか?

椋: 銭湯巡り。

幽タ: 家から出ないで寝るか練習したいです。

大地: アニメみてるます♡

拓人: アクセサリー集め。最近はNIKEのスニーカーも収集しています。

■ 椋さんのソロ活動『雨宿』について、今後もライブ出演やリリースの計画などがありますか?もし言えることがありましたら、可能な範囲で教えて頂けたら幸いです。また、大好評で完売となった『自作自演』については、再販のご予定はありますか。

椋: 今後、年に一回音源出せたら良いなって感じです。
正直鴉-カラス-が忙しいのでちょっとお休み中です。「自作自演」は再販しないです。

幽タ: 少しだけレコーディングに参加してます。
また録れるならもっといい物を送り出したいですね。

■ 海外で行ってみたい国、ライブをしてみたい場所はありますか?

椋: ハワイ。幼馴染が行ったきりなかなか帰って来ないので迎えに行きたいと思います。

幽タ: ラスベガス

大地: 韓国行ってみたいですぅ♡

拓人: イギリス。ハリーポッターに会いたいです。

■ 英語や他の外国語を話すことはできますか?

椋: Yes.
I’m god.

幽タ: 最近はロシア語を勉強してます。

大地: SUKOSHI♡
I love everyone who reads this

拓人: 関西弁を少々。

海外から鴉-カラス-を応援している皆さんへの一言をお願いいたします

椋: LOVE namidairo

幽タ: 変なバンドだけど宜しくね。

大地: これからの活躍も期待していてください!♡

拓人: いつも海の向こうから応援ありがとうございます。

まだライブに来たことのない皆さんに、鴉-カラス-のライブの魅力を教えてください。

椋: 来い。

幽タ: 変なバンドだから楽しいよ。

大地: ぜひ遊びに来てください!♡

拓人: フロアとステージの距離感が近いです。物理的にではなくて。ライブの一体感には自信があります。

■ 等身大パネルを使用した「#そうだ鴉を聞こう」の企画や、動員特典プレゼント、毎回のライブ後の御礼動画等、ファンに皆さんにとって有難く楽しい企画が盛り沢山だと思います。特に最近話題となっている「#そうだ鴉を聞こう」について、皆さんからの反響やエピソードなどありましたら教えてください。

椋: みんなやった方がいいと思います。

幽タ: その日のライブでファンの子と撮影が出来るので俺達も楽しいです!
パネルが折れないか心配だけど意外と丈夫です笑

大地: 意外とみんな投稿してくれてて、とても嬉しいです♪

拓人: 鴉-カラス-に興味を持っていたけどライブに行く勇気がない人、そんな人がライブに来てくれるようになりました。

■ 今後のライブへの意気込みを教えてください。具体的なお知らせ、告知などもありましたらお願いいたします。

椋: 常に自分らしく。他所は他所、うちはうちの良さを感じてください。告知はメンバーに任せます。

幽タ: 隙を見せずにやり切りたいですね。

大地: 鴉-カラス-には挑戦の1年が始まっているので、しっかり1本1本成長して目標達成したいです!

拓人: ワンマンもイベントもお見逃しなく。

■ 鴉-カラス-として、今後の目標としていること、こんなバンドになっていきたい!という夢はありますか?

椋: まだ秘密。

幽タ: 他のバンドからその手があったか!と思われるようなバンドになりたいですね笑

大地: ライブでひとつになれる瞬間をたくさんの人と過ごせるようにこれからも頑張っていきたいです♡

拓人: このメンバーだからこそ出来る事を増やしたいです。

■ 最後に読者の皆さん、ファンの皆さんへメッセージをお願いいたします。

椋: いつもありがとう。これからもよろしく。
あとかわいくてごめん。

幽タ: 俺達とたくさん思い出作ろう。
時間は戻らないからさ。

大地: 最後まで読んでくれてありがとうございました♡
どんな形でもいいです。
沢山触れてね♡
I hope everyone involved will be happy♡

拓人: #そうだ鴉を聴こう

Spotify playlist