Interview with Cookai

まだCOOKAIを聴いたことがない人達にむけて、バンドの魅力はどこでしょうか?

キャシー:ウラキの書く曲と詞、それとライブでのパフォーマンスです。自分たちはライブバンドであると言う人達はたくさんいるけど、COOKAIは本当にそういうバンドだと思います。久しぶりにかっこいいバンドを見つけたとか、3人のキャラクターが良いとか、たった3人なのに音圧が凄い、とか言われます。

メンバーのみなさんの音楽制作に影響を与えたものはなんですか?バンド活動を始めたきっかけは何でしたか?

キャシー:15歳位から興味が出始め、そこからずっとベースだけ。高校生の時に出たコンテストにゲスト出演していたメジャーバンドの唄と演奏に、座って見てはいられない興奮や感動を覚え、音楽は人をこんな感情に出来るんだという驚きがずっと続けている原動力になっています。

レイチェル:最初に母が音楽について考える機会を与えてくれた。彼女は家でピアノを教えていて、私は小さい頃から酷い、時々美しい音楽を常に聴いていた。7歳の時にバイオリンを弾き始めたが、13か14歳になった頃、自分はバンドでドラムを叩くだろうと分かった。いまだに何故ドラムだったのか分からない。多分、本能ってやつだろうね。

COOKAIが一番影響を受けている音楽は何(誰)でしょうか?

キャシー:POWER POP(CHEAP TRICK,JELLY FISH etc)

レイチェル : 生きてきた中で聴いたもの全て。

あなたにとって「ロック音楽」の意味とは何でしょうか?

キャシー:衝動、原動力

レイチェル : 自分にとって音楽の種類の一つなだけ、そしてそれ無しでは生きられない。

COOKAIのお気に入りのリリース(発表曲)は何ですか?

キャシー:Hey You Blues

レイチェル :  常に最新のやつ。

演奏していて一番好きな曲は何ですか?またその理由は?

キャシー:METAL BIRD: 他のベーシストがやらない事をやっているから。

レイチェル : ドラムを叩く事が人生で最高の瞬間なので、一曲選ぶのは無理。

CDのレコーディングで一番難しかったことは何ですか?

キャシー:少ない演奏でOKテイクを弾く事と、短時間でそのジャッジをしなければいけない事。

レイチェル :  ドラム以外の音を立てちゃいけない事。

全国ツアーで一番楽しいことは何でしょうか?

キャシー:街並みを見たり特産品を食べる。

レイチェル : 長距離運転と、綺麗な高速道路のS.A.とトイレ。

近々、 新しいCDやPVを出す予定はありますか?

キャシー:9月に予定されているワンマンに合わせて、何らかの形で音源を出したいと考えています。

何で音源をデジタル配信(配信限定)することを決定しましたか。国内では、オンライン配信は人気になるだと思いますか。

キャシー:人気になる、というか既に人気になっていると思います。もはやCDを買うのは一部の音楽ファンだと思います。我々はCDで欲しいですが。

COOKAIの将来の目標は何でしょう? 何か大きなプランはありますか?

キャシー:海外でリリースしたり、ライブをやりに行く事。

音楽家として何が最大の挑戦ですか?

キャシー:かっこいい、面白いと思えるものを躊躇なく取り入れていく事。

レイチェル :  音楽そのものが最大の挑戦。

バンド活動を続ける上で何が一番の難しさですか?

キャシー:スタンスが同じかどうか。好きな音楽が同じかどうかよりも上です。

レイチェル : 出来るだけそれぞれのプライベートをバンドに持ち込まない。

今までで、一番印象に残ったことは何ですか? そして、今までの音楽活動の中で、一番貴重な出来事は何でしょうか?

キャシー:COOKAIサポートの直前、スタジオリハーサルを見に行った時、(他人の機材で)急にちょっと弾いてみてと言われ、ボン!と音を出したらレイチェルがびっくりしていた事。何となく大丈夫そうだと思った笑。貴重な出来事は、高校生の時バンドコンテストの2次審査で、ニッポン放送(AMラジオ局)の銀河スタジオ(有名な番組を放送していたスタジオ)で演奏した事。

レイチェル :まだ経験してない。貴重な思い出は高校で組んだ初めてのバンド。

音楽以外の趣味は何でしょうか?また何故その趣味が好きなのでしょうか?

キャシー:特に無し。お酒を飲んだりとか。

レイチェル : 「音楽以外」の全て。音楽は趣味じゃないけどね。

何があなたを笑顔にしますか?

キャシー:皆さんの笑顔。

レイチェル : 砂糖!甘いものは私を裏切った事は一度もない。

常に離さずに持ち歩いてる大切なものはありますか?

キャシー:特に無し。

レイチェル :  乗り物酔い止めの薬。

可能であれば、ライブ後にファンと一緒に話したりとお酒飲んだりすることが可能ならばそれは重要だと思いますか?

キャシー:我々は超メジャーバンドではないので重要だと思います。

レイチェル : 場合による。基本的にそうは思わない。

どのようにCOOKAIはMIKE ROGERS(マイク・ロジャース)と知り合ったのでしょうか?MIKEさんは彼のオンラインラジオチャンネルでCOOKAIの曲をかけてるので。

キャシー:2019年9月の渋谷のライブに来ていました。オンエアしているNYのバンドが来日していたからです。そこでCOOKAIのライブを見て気に入ってくれました。

COOKAIはTHE HIGH GRIPと一緒に何回か対バンのイベントで演奏されていました。COOKAIを聞いているときに、曲 「DRESS」はTHG の曲「真夜中のスニーカー」に非常に似ていることに気付きました。THGの曲に触発されたのでしょうか、それとも単なる偶然でしょうか? (笑)

キャシー:彼らとは友達ですが単なる偶然です。その曲を知らないので(笑) 

可能であれば、近い将来、THE HIGH GRIPと一緒にスプリットシングルまたはスプリットソングを録音してください。 とっても良い組み合わせだと思います!

キャシー:検討します!

ファンに向けて、アーティストとしての信念や座右の銘があったら教えてください。

キャシー:自分はこうだと決めつけずに新しい事にチャレンジしていく事。

レイチェル :  自分の周りにいる人を見て、彼らが何者かを考え、何をしているか尊重し、笑顔にしてみよう。

最後に、COOKAIファンへのメッセージをどうぞ!

キャシー:COOKAIはまだまだ前進していきます!

レイチェル :  一緒にいてくれてありがとう。愛してるよ!

インタビューにご協力いただきありがとうございました。

2020年9月17日(木)下北沢GARDEN ワンマン

Translation credits:
Translation questions: Ryu, RIORIO & bkgy
Translation Cathy: Ryu
Translation Rachel: Rachel herself.