Interview with RAYJI

RAYJI様、この度はインタビューを受けて頂き、有難う御座います。

人によってはRAYJIさんの世界を知っているわけではないので、楽しい一言でバンドをお願い致します。

ベースでスラップしながらラップや歌を歌っているソロアーティスト!レイジです!!!よろしく! ニューヨーカーは僕のベースがクレージー過ぎたから’’クレイジーレイジ’’って呼んでたよ

MUSICの世界に入ったキッカケは何ですか?

高校3年文化祭の時にステージに立って決めました。

それで、2018年にソロ活動を始めましたか?

バンド活動(ViV)を4年間しました。解散後、ベーシストとしてサポートミュージシャンとして生きていくか、インスト音楽を奏でるベースアーティストとして生きていくか、ベースボーカルとして生きていくかかなり悩みましたが、2018年8月からソロでセンターに立ちベースボーカルとして生きていくことにしましたね。
一番厳しい道だったからそうしたのかなって思います

自分自身を好きな漢字一文字で表すと何ですか?そして、なぜその漢字を選ばれた理由を教えて下さい。

好きな漢字は特にないのですが、ふと今思いついたのは『』ですかね。
空は色んな事を教えてくれるし悩んだ時とか立ち止まった時によく見上げます。

ベーシストになりたいと思った理由は何ですか?

ギターって難しくて弾けなかったんですよ 弦が6本あるし、同時に沢山の弦を抑えなくちゃいけないじゃないですか。初心者には無理かなって。でもベースって1本抑えれば音楽できるって聞いたのでベースを選びました 

なぜRAYJIさんを聴くべきだと思いますか? 他のアーティストにはない個性はどこでしょうか?

僕が思う自分の特異点なんですが、まず日本の音楽スタイルとは大きく違いますね。良し悪しではなく優劣でもなく、曲の構成、、、例えばBメロが存在しているのが当たり前の日本の音楽ですし、サビで盛り上がるわけですが、僕の音楽の場合はBメロないなんて当たり前で 

コード進行もかなり独特ですね。一般的な売れるコード進行っていうものはほぼ使ってないんです。絶対使いたくないって思って アレンジも全部僕がやっているので時間はかかりますが隅々まで僕の意志が届いています。

でも一番の特異点はベースを弾きながら歌っているっていうところでしょうか。スラップをここまでしながら歌っている人っていないんです。最近では不思議な音、ベースらしからぬ音も出すようになったので要チェックです!

RAYJIさんが言った; 「俺の音楽スタイルはJ-MUSICとは違う魅力があります」。 説明してもらえますか?

僕が思うJ-MUSICの魅力って、『どこかで聞いたことがある気がする』という点だと思うんです。
僕の音楽は真逆です。 『まだ他に誰もやったことも聞いたこともない』んです。
それゆえの浸透の遅さは問題ですけどね

ViV解散後、ソロ活動を続けようと思った理由は?新しいバンドを結成しなかった理由は?なぜベースを弾いて歌うことにしたのですか?

バンドが解散した時から次のバンドを組もうという気持ちはなかったです。正確にはバンドを組みたくない訳でもなく、今でも良い人がいればバンドやろうってなるかもしれませんが、メンバーを探すという選択肢はなかった。自意識過剰かもしれませんが、僕が下手にいるって面倒なんですよ 本気を出すと全部持って行ってしまうので。力を抑えなくてはいけない環境は自分にあってないと思ってましたね。

同じ志を持つ人と出会わなければ、無理に誰かと行くよりもひとりで歩き出せ』という偉い人の言葉がありますが、見据えていた海外での活動を0から始められる仲間が見つかるわけもなく、ある意味期待もしていなかったんだと思います。

僕は歌ったこともなかったベーシストですが、歌おうと思ったのが2018年4月ニューヨークに行った時です。言葉の力の強さを目の前にしたんです。’’Make some noise! ‘’ そう叫ぶと会場が湧きあがったんです。僕も言葉を発しなきゃいけないと思ったし、出来る気がしました。これもまた自意識過剰かもしれませんが 僕のベースに食われないボーカリストとは出会えないと自分の運を感じたのでそれなら自分が自分を超えていくしかないなと思いました。徐々に歌も成長しているのでこれからのRAYJIの歌にも期待していてください。

ご自身の外見のスタイルをどう表現しますか? まだRAYJIさんの外見をビジュアル系ものとして説明していますか?

外見は正直悩んでいますね バンド活動時はビジュアル系で活動させて頂き、ビジュアル系を好きな方々に知っていただきました。僕は今でも感謝しているし、ビジュアル系を好きな方々も大好きです。

ただ自身のソロとなった時、ビジュアル系の界隈から活動拠点、イベント等は離れました。それは否定でも嫌いになったわけでもなく、海外で演奏する際メイクする余裕が一切ない状況を踏まえた日本での活動との統一性。そしてソロとしてセンターに立つことはバンド活動しかしていない僕にはとても厳しく過酷でした。正直逃げ出したい時、自分自身を曝け出すことで強くならないとと思いメイクをしない期間がありましたね。

ただ今回昨年2020年10月に発表した写真やMusicVideoではガッツリメイクしています。僕ってメイクが似合うんですよ笑 髪の毛も長いほうが似合う。それも自分自身なんじゃないかと思ったんです。なので今持ってる答えはメイクをしていきます。何系という質問に関しては僕には分からないです RAYJIはRAYJIでいいかなって思っています。ジャンルはホールにあると思っていますから、ビジュアル系好きな方々が求めるホールはそこにはないのでビジュアル系ではありません。しかし、見た目はメイクもしています。めちゃくちゃですね でもその枠に収まらない、収まり切れないのがまた、RAYJIなんです。

私たちはコロナの世界に住んでいすが、そこから学んだことは何ですか?

いつかどうにかしなきゃって思っていたこと、見て見ぬふりをしていたこと、それを急にコロナが目の前に突き出してきた。そう感じています。あの人がやっているから自分もやろう、みんなやってるから、、、なんて発想は淘汰されてしまうと思います。常に自分で考え、自分で意図を持ち、先を読み見据えた上で、今何をするか。それを今も、今日も考えますね。あと世界は二極化していくと思います。色々な場所で、色々な事柄の二極化。空が真二つに割れる感じです。そして耐えていても何も変わらないということ。変えることが出来るのは自分自身だということを改めて胸に感じる日々です。

コロナは RAYJIさんの人生に何かプラスの影響を与えましたか?例えば、ファンとの親密な友情。

僕の場合は一早くまだ僕の周りで誰も配信ライブをやっていないときにコロナきっかけで配信ライブを始めました。沢山の人が見てくれたし、嬉しいのは海外のみんなにも音楽を届けられるという点です。実は配信ライブをやりたいとずっと思っていたのですが、コロナが拡がる前の段階で配信ライブをしても絶対に見に来てくれる人は少なかったです。ライブは生でするもの、見るもの、という意識が根付いている世の中で受け入れられるはずがなかった。

誰より早く配信ライブを出来たのも実は頭の中にプランが既にあって踏み切るだけの状態だったからなんです。家を改造することに踏み切れたのも良かったです。

配信ライブに関してはかなりプラスに動きましたね。ただ僕もこのまま配信だけしていればいいのかという訳ではないので、常に新しい動きを考えていかなくちゃと思っています。配信ライブが出来たのは大きいけれど、音楽そのものに与えたダメージはあまりにも大きすぎます。一人の音楽家として音楽の一部としてしっかり立っていることが恩返しにもなると思い頑張ろうと思います。

ファンには本当に感謝していますね。これは僕は言葉を発するたびに言ってることなんですが、配信ライブのチケットを買ってくれる人、グッズを買ってくれる人がいる。だから僕は活動出来るんです。僕が進まないと何も起こらないのがソロですが、僕が進めば僕と僕の音楽を信じてついてきてくれる。お金だけの話でもなく、応援してくれる人がいる。もういいかなって思う時があっても止まらずに来れたのはファンがいるからです。コロナ下で配信ライブがうまくいったのもまた、そんなファンがいてくれるからですね。

Rocked Out Quarantine“、ファンの反応はいかがでしたか? ファンはRAYJIさんの配信ライブを見ることができることを高く評価しましたか?

みんなとても喜んでくれました。いつ止まってしまってもおかしくない状況下で配信ライブという形でも前に進んでいることを評価してくれたんだと思います。やはり普段あまり行けない距離に住んでいるファンは特に喜んでくれましたね。

配信ライブをどう感じますか?楽しんでいますか?

僕はとても楽しんでいました!いやあ、楽しかったですよ

自宅を改造するのも良かったし、照明機材やらプロジェクター、スモークまで買って使いましたからね。ライブしながらスモークを足で押すんです パソコンの機能UPしないといけないと思いパソコン改造もしました。何より一番の収穫は自身の音楽スキルが格段に上がったというところです。

配信ライブを見てくれているみんなには分かると思いますが、配信ライブを始める前と今では別人です ライン出力で音を届けますから、一切の誤魔化しも言い訳も出来ない状況が、これまでよりシビアに音楽に取り組めたのかなって思います。ただ、これは先ほども言いましたが配信ライブをただ続けているだけではもうダメなところに来ていると思っています。なので一旦配信ライブは2020年12月の段階で一度締め、この記事が掲載頂いた時には新しいことに挑戦していると思います。そちらも応援ください!全て音楽に繋がる道だと信じています。

ミュージシャンであることの最大の課題は何ですか?

僕は’’続ける事’’だと思いますね。ダラダラ続けるのではなく、一生懸命続けること。2020年だけでも沢山のアーティスト、ミュージシャンが辞めていきました。僕の恩人でもある先輩も辞めていきました。凄く悲しいです。悲しいですが現実問題、日本の音楽は危機に直面しています。
その中でもなお生かされているのなら、しっかりと今、立つこと。それ以外にありません。繋いでくれた音を握りしめて今自分に出来る事をする。音を止めないことです。これから10年、まだまだ沢山の山場があると思いますが、アートとして音楽を続けていられたら褒めてください笑 
音楽も芸能も時代に寄り添い形を変えながら人から人へ繋いでいく。
続けていけたらいいなと思います。それが最大の音楽に対する感謝として。

2018年にはラッパーのSHAD ADとのシングル「Face The Music」をリリースしていますね。SHAD ADさんとはどのように知り合ったのですか?また、今後も彼と一緒に仕事をすることはありますか?

いい曲でしょ? 歌詞はかなり尖ってますがステージで演奏するととてもスッキリします。SHADとの出逢いは渋谷のBarでラップをしていた彼をナンパしました笑 その時僕は英語はほとんど喋れませんでしたがビビビ!っと感じ話しかけたのを覚えています。僕にとって彼との出会いは運命的なもので、彼は僕に沢山のことを教えてくれました。’’君は何を伝えたいんだい?それが大事だ’’と歌詞を作ったこともなかった僕に言ってくれたし、HIP-HOPの約束3つをくれました
①嘘はつくな ②見栄を張るな ③自分に正直になれ』 です。
僕はいつだって彼とまた仕事をしたいのですが、SHADは忙しいのと僕がソロ活動なので色々見せ方が難しいといいますか、、苦笑 ただ僕はユニット組むならSHAD ADですね。人間性、知性、センスどれも素晴らしいと思います。つまり、また一緒に音楽するかも!!!!って思っていてください。

2018年にニューヨークに行きましたが、どのような目的でニューヨークに行きましたか? そして、旅行はどうでしたか?

僕にとっては初の海外でした。実は最初はイギリスに行く予定が組まれてたんです ところが友達との会話の中でニューヨークが出てきた。これはニューヨークへ行くべきなんだって感じてニューヨークに変えたんです。雑でしょ? でも第六感ってやつです
自分の音楽のスタイルも見つかってなかった時でしたから、自分探しの旅だったのかもしれません。勿論ベースは持っていったし、ベースでなら世界一だと自負してましたから、海外でも自分のベースで切り開いてやるっていう気持ちでしたね。
そのちょっと前からお世話になっている同じベーシストのSATOさんにも相談したりしてまして、『海外行って何かあるやつには何かある。何もないやつには何もない』って教えてもらって。
歌、ダンス、コント、バンド色々なエンタメが混雑するJapanFes.の予選にベース一本で出たら2位になれてJapanFes.に出れたときは嬉しかったですね。勿論予選あるから行ったんじゃないです ただ行ったタイミングで予選やっていたので出ただけで。。そもそもコンテスト系は好きでは無いのでそれが最初で最後のコンテストですね。
ニューヨークのカフェやBarで演奏もしたし楽しかったです。何よりもニューヨークに友達0人から初めて2週間で40人は友達出来た事。ベースを叩いたら一瞬で友達が出来るんです。
そりゃあもう最高ですよ。
僕の音楽は人の上に立たず、気付いたら隣にいるベース。誰とも比べることも出来ない極めて一つの点になればいい。
そんなベースを目指しているので、もしかしたら友達の数、出会う人の数が僕のベースそのものなのかもしれませんね。

2019年10月にシンガポールに行きました。 どうやって招待されたの? そして、海外でプレイできたのはどうでしたか?

初めてシンガポールに行ったのは10月でしたね。実はバンド活動時シンガポールのファンが日本に来てくれてたことは度々あったんです。その時にいつかシンガポールにも行くからって約束してたんですよ。それを果たせずバンドは解散してしまった。でも約束は守る為にあるでしょ?勿論叶わない約束がそのときあっても、いつか必ず守ろうと思ってるんです。

シンガポールは勿論一人だし、演奏できる場所も知らなかったです
招待されたわけじゃなく、本当に0からでした。シンガポールついたらシンガポール中のBarを訪ねて演奏させてくれってお願いして回りましたよ。みんな親切だったなって思い出しますね。

沢山の偶然の中にWATARU SUZUKIさんとの出逢いがあるのですが。
コラボしたMirageさんがシンガポリアンなんですよ。シンガポール行くって言ったら彼を紹介してくれて。全部の偶然というか奇跡の連続は、彼とたまたまシンガポール行きの飛行機が一緒だったところから始まります 凄いでしょ?たまたま彼は日本に来ていて、シンガポールに戻る飛行機が僕と同じだった。
意気投合してとても仲良くなったんです。僕たちは今でも親友というか、人生を振り返るときがあれば必ず思い出す人です。
彼のおかげもあり、いや、そこから沢山の人へ、人から人へ、気付いたらシンガポールにも友達沢山出来ていました。
こんな奇跡の連続の中の演奏。最高以外ないんです
シンガポールで沢山のファンの子が待っててくれました。涙が出るほど嬉しかったのを覚えています。

コロナで騒がしくなる2020年3月にもシンガポールに行きましたが、非常に難しい時期でしたがシークレットで演奏させてもらったライブがありました。
多分このライブが、配信ライブからあまりにも進化していく自分を届けられるきっかけになったのだと思います。

今ではシンガポールのオーガナイザーとも友達になれたので、次行くときはまじで楽しみに待っててな!!!ってシンガポールのみんなに伝えたいです。

世界中で有名になりたいですね。ワールドツアーのためにどの国に行きたいですか?

本当にそう思います。その為に歌詞は英語にしていますから。始めの方は困難の連続でしたが、今では大分良くなっていると思います。

僕が行きたい国は沢山あります

勿論ニューヨークも2年行けてないので行きたいです。シンガポールも勿論必ず。上げたらキリがないのですが、本当に全世界。アンプ繋ぐ事が出来ない場所だって構いません。僕はベーシストですが歌も持っていますから。是非各国のオーガナイザーさん。連絡お待ちしています! 僕にベース弾かせたら超盛り上がりますよ♪

一番尊敬するミュージシャンは誰ですか?

マイケルジャクソンですかね。彼の持つ熱狂。勿論時代背景もありますが、超える人は今後出てこないでしょう。音楽性も、僕はバラードから好きになったのですが、ベースの活きる音楽、、ああ言葉にするのは勿体ないほどの音楽ですね。ステージ上での異常なまでの間の長さは日々勉強させられます。

曲のほとんどを英語で歌おうと思ったのはなぜですか?

勿論日本だけでなく海外で活動を考えていたからですね。ニューヨークでの活動経験が後押ししたのも大きいです。

あと日本語で歌を歌うのって難しくないですか? 全部の音がパキパキしてるからでしょうか。あと僕の曲の歌詞って結構暗いんですよ 重いっていうのかな?よく言えば深い。これがダイレクトに届くより、英語にした方が日本のみんなにはいいのかなって思ったりもしました

音楽を作るための最大のインスピレーションは何ですか?

空を眺める事、ですかね。風を感じながらただ外で空を眺めていると色んなことが見えてくるんですよ。そういう意味では『自然』ですかね。葉っぱが語りかけてくることもあるし、命がいつもそこにはありますね。 たまに動物園に行きます。

新しい曲を書いて作曲する過程を教えて下さい。

僕の場合は作曲から。歌詞もたまに書き溜めておくんです。ただこの書き溜めたものって使い道がなかったり。

作曲は色んな方法ですね。ベースからの時もあるし、フレーズからの時もあるし、鼻歌からの時もあります。適当にシンセサイザーで遊んで、出会った音を形にしていく時もありました。

夢の中で作曲して、起きたら形にするっていうのが一番多いかもしれませんね 

歌詞を書くインスピレーションは何ですか?

まず最初にワードを決めるんです。
例えば『僕は風の中を歩いている』。We Keep On Walkingは北海道を歩いていた時に風が強くて、その中を歩いていた時に風に貰った言葉と曲です。

僕の歌詞はほぼリアル中心なので、全部今思っていることをストレートに書いています。

そうじゃなきゃ歌えなかったんだと思います。今リアルに思っていること、思っていたことだからこそ言葉にする意味がある。僕がセンターに立つ意味があるんです。

配信でしか披露してませんが新曲のA White Roomでは『僕は亡骸の前で涙も流さずに歌ってたんだ』ってあるのですが、やっぱりリアルなんです。配信ライブを始めた2020年5月に祖母が他界しましたが、遺体がある部屋で僕は配信ライブをしていた。

僕にしか歌えないんですよ。共感できる!!っていうものからはめっちゃ遠いんですけどね

新しい曲を書くのにお気に入りの場所はどこですか?

お気に入りの場所は特にないんですけど、ふとした時に外から音って入ってくるんです。

勿論音が入ってくるように身体だったり意識を保っておく。

結局家にいる時が多いのですが、面白いのがトイレのドアを開ける瞬間です 人ってトイレのドアを開ける瞬間は何も考えてなくないですか?唯一自分の意識に縛られない時間。その瞬間に入ってくる音はオリジナルであり、無限だと思っています。

シャワーに入っていても曲は浮かんできますが、こっちは自分の引き出しから選ぶって感覚ですね。あとですね 僕は夢の中でも曲を作るんです これってみんな同じだと思うんですけど、僕の場合はその内容を起きた時覚えてる。だから夢の中で曲が出来たら、起きて録音しちゃう。そういう時もあります。

歌詞に関しては博物館に行ったり動物園に行ったり。外をブラブラして作ります。

ベースを弾き続けている理由と、テクニックを磨くためにアピールした点を教えて下さい。

僕はベースでベースとは思えない音を出します。ベースという楽器もこれまでの過程で5弦ベースが生まれてきたのと同様に、変わり続けなければいけない。そう思っています。

良いものは良いままに演奏し、新しい音の世界も見せ、作っていかなくてはいけない。その想いが現れていると思います。そしてSHAD ADとのコラボになるかも?!なので楽しみに待っていてください。

今までの音楽活動の中で、一番貴重な出来事は何でしょうか?

僕にとっては常に今が貴重な瞬間なのですが、自分の音楽や人生を変えたきっかけは2015年に行った『ベース一本で47都道府県日本一周』ですね。あまり過去を振りかざすのは好きではないのですが間違いなく僕の分岐点だったと思います。もう二度とやりたくないですけどね

ベースサウンド/テクニックについて教えて下さい。

僕のベースはチューニングから変えていて、細いほうからF D A Dなんです。スタンダードチューニングって誰がスタンダードって決めたの!?っていう反骨心からですね これが僕のスタンダード。人それぞれにスタンダードがあっていいと思ってますから。

カポも使ってます。これなしでは僕の曲は弾けないんです。

弦のはじき方は様々で、ゆわゆるテクニック系の奏法はコッソリ自然に入れてます。それ以外に同じ弾き方をしてるのを見た事ないはじき方もしてて、例えばスラム奏法をベースでしたりするんです。勿論エレキベースの本体は空洞に改造されてます。

でも大事なのは、それが音楽になってるかどうかだと思っているし、それを歌いながら弾けなくては意味がないとも思っています。

結局ベースなんて触れば音が出るんだよって僕はよく言っています

You Do YouTATTOO」の歌詞についてのライナーノーツを書いて下さい。

・You Do You

この曲のタイトル’’You Do You’’はシンガポールに行った時に大事な友達スティーブがくれた言葉なんです。’’君は君自身を生きろ’’っていう’’我が道を行け!’’みたいな言葉でかっこいいでしょ?笑 

Music Videoが2020年10月にUPされたんだけど、音源としてリリースしたのは2020年の3月。コロナの影響で撮影出来なくて時期がずれてしまったんです。残念ではあるけど、その分歌を録り直したりリリース時の音源よりアップデートした音をMusic Videoの中に収められたからよかった点も多いよ。

特に中間に言葉を増やして。’’I’ll never let you down so. I’ll always be here for you. I’ll give you everything. I’ll give you my all. It’s all up to you, your wish will come true. Words from my mate Steve for you. Just you do you. ‘’

これは君の願いは君次第で叶うだろう。スティーブから貰った言葉を君に。君は君自身を生きて。って言ってるんだ。ね、僕のリアルでしょ?

この曲の大事な部分、間奏のソロみたいなセクションあるでしょ。ここはシンガポールのマリーナベイサンズっていうところで撮影をしてもらったんだけど、その日朝早く集まったんだ。朝の7時かな。普段は観光客でいっぱいのマリーナベイサンズが誰も居なくて、朝日を眺めてたんだ。異国で、一人でね。その時の音がその中間部分。美しく壮大だけど、どこか寂しくて、でも力強い。孤独というより孤高って感じかな。

そんな曲の歌詞もかなり力強いものになってるよ。

ベースのリフも、、いやこのリフ本当に難しくて 今でも上手に弾くのは難しいよ。ライブだとミスしそうになる。ベースを語りだすと長くなっちゃうけど、簡潔に伝えるなら、『この曲はギターの音は入ってない。ベースとドラムと歌だけで出来てる曲なんだ』聞いてみてくれよ。ドッカーン!でしょ? ビックリして欲しいな。

・TATTOO

この曲はまだライブでしかやってなくて音源にはなってないんだ。でも凄い人気で バラード曲でライブではベース弾かないで歌に徹してるんだ。おいおい俺ベーシストだぞって思うんだけどね でも嬉しいよ、歌も含めてRAYJIだから。

この曲の歌詞の『道端にうずくまった男を沢山の人が見てみぬふりをして通り過ぎる。その男がパーカーを羽織って歩き出したんだ。その腕にはこう書かれていた』っていう冒頭から始まるんだけど、強い意志や想いがこめられたTATTOOを隠してしまう。そして目的を失って歩いている人達の中に消えていくんだ。

勿論これは僕自身。今でもそんな時はたまにあるよ

そのTATTOOにはこう書かれていたんだ』ってそこから先は第三者からの目線になる。

僕達に足りないものは、必要なことは人を愛する力だ。時々喧嘩もするけど大切な物、人を守りたかっただけなんだ。僕達はいつも時間に追われていて目の前の事しか見れなくなるけどね

そんなTATTOOに込められた愛する力の話。

そこから先はまた自分目線。僕も生きてきて色々ありましたから 昔、好きだった子が天国へ行ってしまったことがあって。僕はその時もベースを弾いてたっけ。これ、文字で人に言うの初めてなんですけどね。 多分今でもそれを引きずっていて、お陰様で女子に対してチャラくないんです笑 『もし君がまだここに居てくれたら君はなんて僕に言葉をくれるんだろう。僕自身どう生きたらいいか分からないんだ』って結構嘆いてるんです。

そしてサビへ繋がるのですがサビ後に、落ち着くセクションがあるんです。そこ、雨が上がった音なんですけど分かりますかね?笑 雨は上がったんです。もう下向くのは止めよう。ライブではここで僕はパーカーを脱ぎます。自身のTATTOOを見せるんです。強い意志や想いが再び戻ってくる。

そしてここから先は、コロナの世界になってから付け加えたセクション。

僕達には君が必要なんだ。君なんだ。だから共に強く生きよう。雨はもう上がったから。僕は何も恐れはしないよ。僕達は一人じゃないからね』って。

コロナの世界にならなければこのセクションは作られなかったと思います。

人が人を傷つけず、人が人をもっと思いやる世界が来るといいなと思います。そして傷ついた人がいるなら、この曲が『君は一人じゃないんだよ』と僕が背中を押してあげれたらいいなと思います。

この曲が気になった人は是非僕のYOUTUBEで2nd  anniversary 配信ライブを見てね!まじでいい曲なんでよろしく。

それぞれのMVにエピソードコメントを書いていただけませんか?

* You Do You

この曲については上でも話したけど、撮影した場所は主催ツアーする予定だったライブハウスなんだ。コロナで開催できず困った時に、よし撮影まだ出来てなかったからしようって。スラップしながら歌ってるよ!

* No One…

この曲のMVはシンガポールで撮影して貰ったものが混ざってるよ。シンガポールで出会ったカメラマン’ダレン’が撮ってくれたんだけど、彼とは超仲良し。この曲も今のライブでは進化してて凄いことになってるから是非ライブ見て欲しいな。

スラップしながら歌ってるよ!

* I’m All Set

この曲のMVは都庁前で撮影したんだ。梅雨の時期だったんだけど、大丈夫!撮影の日は晴れますよって言い切って抑えたんだっけ 見事にその日だけ快晴。

ダンスも混ぜてダンスナンバーであることを意識してくれたら嬉しいな。この曲で初めてスラップ細かく弾きながら歌ったんだっけ。ラップしてみたいってSHADに相談したら教えてくれたのもこの曲。

* Tell me the way to get to your heart/RAYJI feat. Mirage

この曲はR&Bだから日本人には慣れない音楽だと思う。でもいい曲なんだ!

Mirageとのコラボなんだけど、めちゃくちゃいい声してるよね。この曲で出会ったのがきっかけで今では僕の英語の先生 

僕の曲はスラップが多いけど、この曲のベースソロはジャジー。僕はジャズも通ってるからこういうソロも実は得意なんだよね。1コードの中でいかに自由に物語を作れるか。ベースであまりこういうプレイする人いないからサックスのソロを勉強したのを思い出したよ ベースとサックスって似てるじゃん?

* We Keep on walking

この曲のMVはもう砂丘の中を歩くのがしんどかったのと、頭から海水シャワーを浴びた思い出。それと監督さんが撮影後に緊急入院した思い出が強いな 勿論今監督さんは元気にしてるよ! 

そうそう、このMVに出てくる白い鳩。僕がハワイで撮影したんだよね。歌詞に『白い鳥がやってきた』ってあるんだけど、白い鳥来ないかなーって思ってたら来たの だからスマホで撮影したんだ。

よく聞かれるのがラスサビ前にベースを拾うシーンがあるんだけど、この時だけ服装違うんだ。NOT A SLAVEのMVの時の服装。

これはいつか僕が止まっても、誰かが僕の音を拾い、音は繋がって続いていくだろう。その誰かがNOT A SLAVEをリリースした時の僕、悩みもがき苦しんでいた時の僕のように、今戦う人、あの時の僕が拾うだろう。っていう意味が込められてるんだ。作中にも女性が赤ちゃんを抱いているシーンがあるんだけど、ここと繋がる。命は続いていく。音も続いていく。まるで風が通り過ぎるようにどこまでもね。

* Face The Music / RAYJI feat. SHAD AD

この曲の歌詞は結構言いたいこと言い放ってるんだけど、これは自分自身に向けてっていう部分が多いんだよ。縮こまってる自分に対して、『がっかりさせるなよ』ってね。作中にRAYJI二人向き合うシーンがあるんだけど、過去の悩んでる自分に向けて今の自分が未来からそれを伝えてるんだ。

SHADのラップがカッコよくてね。それまでの僕は撮影ってなるとカッコよく映ろう、とか綺麗に映ろうとかばかり考えてた。でもSHADが教えてくれたんだ。音楽って楽しいだろって。凄くシンプルだけど、それが出来てる人に出会ったのは初めてだったよ。だから撮影がもう凄くね、楽しかったんだ。MVの最後の方でSHADと踊ってるシーンがあるんだけど、これはアドリブというか 真似して体揺らしてみたんだよね。途中で見れる顔もマジなやつでさ。本当に楽しかった。

そういう大事な事、教えてくれる仲間がいるって最高だなって今でも思うんですよ。

* Euclid Av

このMVもね、面白かったよ 炎が本物だからね。ソロセクションで僕の周りに炎が円になるじゃん?あそこ本当に熱かったし息できなかったんだから。

炎越しに映る描写の時も目が溶けるかと思ったよ でも男ってさ、火で遊ぶの好きなのよ なんだろうね、凄くテンション上がるんですよ。

あ、そうそうベースの話ね。この曲のリフもかっこいいでしょ。ニューヨーク行った時にベース1本でドッカーン!ってしてたのね。その時に演奏してた曲のリフを使った曲がこのEuclid Avなんだ。ニューヨークのユークリッド・アベニューにホームステイしてたからこのタイトル。

この曲も今は歌詞も変わって理解深まる歌詞になったし、ライブではよりクレイジーなベースが聴けるよ。

* NOT A SLAVE

僕がソロになって初めてのMV。
いやあ、一人って大変だなって思った ずっと僕が映ってるのはいいけど、一人で尺もたすのって大変。でも絶対バンド編成のサポートは入れたくないって思ってたな すぐ逃げちゃうから笑 この曲もライブでは今じゃもう別物ってくらい勢いのある曲になったけど、初めてだらけの自分を眺めると’’よし!よく始めた!えらいぞ!’’って今でも思うよ。

RAYJI Digital Concert LIVE  ‘2nd Anniversary of my solo debut‘ にエピソードコメントを書いていただけませんか?

是非見てください! 大事な事なのでもう一度。是非見てください!活動から2年経ち、圧倒的に進化したRAYJIを、楽曲を見て欲しい。2年間確実に前進しコロナの世界でも立ち止まらなかった2020年8月1日です。

どんな時に笑顔になりますか?

少し質問と変わってしまうのですが、僕は耳かきしている時が一番幸せなんですよ その時間はどんな時間より幸せを感じて笑顔になれますね。

時間のある時に何をしたいですか? 特別な趣味はありますか?

最近は朝起きてから9時間音楽してからは遊ぶようにしてます。忙しい時は勿論そのようにはいかないんですが、毎日ゲームをしています あ、この記事が公開されている頃にはもうゲーム配信をしっかり仕事に変えてしていますね。

家に居ながら出来る大事な息抜きだったので仕事にするのは嫌だったのですが、少しでも音楽に繋がる、音楽を広げる入り口になればと思いゲーム配信を始めました!’ドラちゃんズ’という名前でゲーム配信実況をYOUTUBEで始めたので是非遊びに来てください

旅行が好きですか? 休暇のために行きたいところはありますか?

勿論好きです!普段はベースを持ってどこかへいくことが多いのでベースを持たずに旅行をしてみたいですね。ベースって重いですし 休暇に行きたいところは、そうですね、、これも世界中どこへでも行きたいです。日本各地もベースを持たないでもう一度行けたらいいなって思ってます。でもそれはずっと先のことになりそうです。

日本の好きな地元の食べ物は何ですか?

これはたくさんありますね!日本ならではの食べ物だと、納豆、梅干しは欠かせません あと日本ってお酒が安いじゃないですか ジュースより安い。そこが最高なんだぜって海外の方には伝えたいですね あと刺身も勿論好きです。刺身に関しては東京で食べるより海沿いへ行ったほうがいいですが、僕にリプライくれれば東京のお勧め店も教えますよ♪ 海外の方も沢山リプライください welcome!

ファンとのつながりは大切?「連絡を取り合う 」ために何をしていますか?

ファンとの繋がりは勿論大切です!今はファンとのメッセージのやりとりをしていませんが、たまにInstagramでメッセージの返事する時期があるんですよ。っていうのも、海外での活動も年に2回ほど行っていますが、日本と海外だと文化が違う。文化が違えば考え方も違う。日本だとファンと直接連絡をすることは基本NGとされていますが、海外だとむしろしないと進まない。そりゃあ海外では0からの認知度ですからね この両方の、異国と日本で同時に活動をすることがとても難しくて悩むことは多いです。

例えば僕のライブではスマホでの撮影を勝手にしていいよって言っています。海外だと当たり前じゃないですか 

でも日本だと撮影禁止がほとんどなんです。海外だけずるい!!ってならないように日本でも撮影OKにしているんです。まあずっと撮影してたら何しに来たの?ってなりますけどね 1分とかなら全然いいかなって。

なのでInstagramにメッセージを頂ければ返信する時期を設けているんです。いつか出来なくなることだから今のうちからしないのか、いつか出来なくなることだから今するのか、その違いですね。というわけでInstagramへのフォロー、ライク、メッセージ待ってます

将来の究極の目標は何ですか?

究極かは分かりませんが、僕の目標の大きなところにグラミー賞をベーシスト部門で取ることがあります。いずれ取ります。

なので今は自分の歩く過程、歩き方を大事にしていますね。通り過ぎる景色や、すれ違う人との会話が大事なんです。勿論、簡単な道ではありません。とても険しい、もしかしたら辿り着けないかもしれない。それでも僕はそこに辿り着くんです。だからこそ、焦らずしっかり地面に足をつけて歩いていきたい。

目標に辿り着くことが楽しみなのではなく、目標に辿り着いた時の自分がどうなっているのか楽しみなんです。

RAYJIさんの誕生日を祝うため2021年02月20日にライブを計画されています。 

もし誕生日ライブが開催されるなら、ファンは何を期待できますか?

また、会場はどれ位の規模を考えられていますか?

今コロナが日本では拡がっていますから正直開催出来るのか今はまだ分かりません。しかしもし開催出来るなら、僕の生ライブは丁度一年越しとなるので楽しみにしてて欲しいし、何より一年かけて作り上げてきたRAYJIを感じて欲しいです。

規模は小さいところを抑えたのですが、コロナの影響で東京の外からはファンも来れず大変です。是非皆さんのお越しをお待ちしています。宣伝上手でしょ?

ファンと読者の皆様にメッセージをお願い致します。

まずこのような形でインタビューをしてくれた龍さんありがとうございます。外国の方なのに日本語がお上手で尊敬しています。注意; 剣心(JRNRスタッフ)はいつも日本語を手伝ってくれます(笑)

僕自身も英語を勉強している身なので頑張りたいと思います。

未来を語ることで、力がみなぎり、改めて自分の意志を確かめることが出来ました。本当にありがとうございました。

そしてファンと読者様、最後までこの長い長い文章を読んでくださり本当にありがとうございます。長かったでしょ?久しぶりに文章をこんなに打ちました。

普段こんなに語ることは大きく減ったのでとてもレアな内容だったと思うし、初めて話すこともあったと思います。そして約束ではないですが、皆様に大きな願いにも似た約束をいくつかしました。

僕はよく言いますが ’’また会えたら、また会えるね’’ だからまたどこかで会えるのを楽しみにしています。そしてその先もまたどこかで会いましょう。

あなたがどこにいても僕はベースを持っていつか会いにいきます。だから待っていてください。

I’ll go and meet you guys someday, no matter where you are. Wait for me.

長い時間お付き合い頂きありがとうございます。ここからのRAYJIに期待していてください!ありがとう!

From RAYJI

インタビューにご協力頂き、誠に有難う御座います。
今後益々のご活躍をお祈りします。

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