まだTHE VACK’Sを聴いたことがない人達にむけて、バンドの魅力はどこでしょうか?
年齢を感じさせない “ 力!熱さ!強さ!気合!” リアルで 誰でも共感できる歌詞
2016年はHeroがギターリストでした。2018年からはDANNAさんが加入しましたが、きっかけは何でしたか?また、DANNAさんはバンド加入の決め手はどこでしたか?
HEROは家庭の都合で音楽活動を辞めた。
Dannaは、1980年代に九州 福岡でトップクラスのバンド <THE HIGH> のギタリストとして活躍していた。その後、Kudoと一緒にメジャーデビューする目的で東京へ来たが、1年後に音楽活動を休止。近年Kudoと連絡をとる機会があり、リハーサルに遊びに来たことをきっかけに、THE VACK’Sで28年ぶりにギタリストとして復活。
*Dannaは、現在も正規メンバーではなく、位置づけはサポートギタリスト。
これまでのKUDOさんの活動についてお聞かせください。
KUDOさんのバンドの歴史は何とかすごいですね!
1988~1989年…THE DOCTORSとして活動(その時のボーカルはDanna)
1989~1993年…SMILEY & THE DOCTORSとして活動 インディーズレーベルよりデビューし、日本全国をツアーでまわり、年間約50本のライブをこなす
1992~1993年…THE LEEDSとして活動 上記S&Dと並行して、日本全国をツアーでまわる
1993~2009年…諸事情により本格的な音楽活動は休止
2010年~ 本業の仕事と並行して音楽活動を再開 掛持ちにて常に3~5バンドに在籍し、年間約40本のライブをこなす
メンバーのみなさんの音楽制作に影響を与えたものはなんですか?
バンド活動を始めたきっかけは何でしたか?
Ryo-suke: 3歳年上の従兄弟 ヤマモトアツシ(Livespace ZERO / JETROCK)の影響が大きい。従兄弟がやってたバンドやデビュー前の横道坊主、その当時流行っていた洋楽や福岡を中心としたメンタイロック等、を沢山教えられ、自分もやるしかない!と!
KUDO:音楽制作に関してはパブロックの影響が一番大きい音楽を始めたきっかけは、中学2年生の時にギターを弾ける同級生が女性にもてていたから羨ましくて
音楽の他に好きなことは何ですか?
Ryo-suke : モーターサイクル&クルマ
KUDO :ランニング
THE VACK‘Sの3枚目のアルバム「衝動」が昨年の8月にリリースされました。
前作に続きとてもいいアルバムです。
なぜ「衝動」というタイトルにしたのですか?
動かなきゃ! やらなきゃ!という気持ちはあるけど、前に進めない。 俺たちは50歳すぎても、こんな事できるぞ!君もやれる!動けよ! というきっかけになれば良いなと考えタイトルを衝動にした。
アルバムとシングルやミニアルバムを制作するときとの違いはどこですか?
曲数が多い他に違いはありますか?
製作する際のコンセプトで変わると思う。一押しの一曲をクローズアップしたいならシングルもありだろうし、リスナーとしてはフルアルバムで複数の曲を時間をかけて聴きたいという意向も考慮している。
「衝動」のアルバム制作において新しいチャレンジはありましたか?
Ryo-suke: 曲や歌詞の内容からわかるように、過去の楽曲とはドラスティックに代えた。メロディや唄い方も極力丁寧に楽曲も分かりやすく、だれでもスッと歌えるように。
Kudo: 前作「FREEWHEEL」の楽曲は、自分が加入する前から完成されていた曲が多く、ベースラインを自分流に変える程度しか行わなかったが、「衝動」に関しては逆に、ほぼ全ての曲のアレンジに携わり、あえて既存の楽曲との違いを付けるようにした
MV製作にあたり“DON’T STOP ROLLING”を選んだのはなぜですか?
MV候補の曲は他にもあったが、俺たちのルーツは九州メンタイ、この曲はバックスらしいメンタイロックを意識して作っている。Danna加入後、前とは違うバックスという意味でも、この曲を選んだ。
「衝動」リリースについて、他にメッセージはありますか?
前作FREEWHEELと比較して聞いて欲しい。
TOURING LIFE
近頃は”LINDA GARAGE”で”Acoustic VACK’S”のライブ活動をなさっています。なぜ2人、3人のアコースティックバンドでライブをしようと思ったのですか?
Ryo-sukeとKUDOは、それぞれSoloでアコースティックライブをやっている。その中ではもちろんバックスの曲もやるけど、やっぱ個人でやるには難しいかと。VACK’Sの曲をAcousticでやるには、やっぱ複数人でやる方が良いから。あとは、アコースティックイベントへのブッキングで、Acoustic VACK’Sでのオファーをもらうことが多い。
昨年の12月28日にKUDOさんが有名なミュージシャンのKEITH (ARB drummer) 、 YOSHIAKI OKADA (The minks) とのライブに参加されましたが、どのような経緯でこのライブに参加されたのでしょうか?
THE MINKSのヨシアキさんは、2006年から2018年11月まで音楽活動を休止していた。THE MINKSのヨシダシンイチさん(MMS R&R ENGINEERING)がTHE MINKSの火を消すわけにはいかない!と、Acoustic SoloやTHE MINKSのバックメンバー(MINKS B3)で継続していたが、2018年12月に正式に活動再開!その復活LIVEへKUDOも見にきたことで、ヨシアキさんとつながり、ヨシアキさんがリスペクトしているARB の楽曲をキースさんとヨシアキさんのSolo Liveの 際にが ARBカバーをやることになり、KUDOにベース弾かないか?とオファーが入る。
ライブの選曲の方法は?セットリストはどうやって決めていますか?
主にKUDOがイベントのコンセプトや会場に応じて、セットリストの原案を事前にメンバーへ振ってくる。リハーサルの際に、最終決定する。
お気に入りの会場はどこですか?その理由もお聞かせください。
出演させてくれるライブハウス全部
CHALLENGE IN LIFE 人生での挑戦
音楽家として何が最大の挑戦ですか?
自分達で作った楽曲をいかに伝えられるか。ライブ後は毎回毎回あーすれば、こーすれば。と。
バンド活動を続ける上で何が一番の難しさですか?
集客
お子さんはバンドマンとしてのお父さんをどう思っていますか? お子さん自身もバンドを組みたいと思っていますか?それともまるで違う人生を歩みたいと思っていますか?
好きなことやってる。とでも思っているのでは。子供はまるで違う人生を独自に歩んでいる。
結成から長く活動しているバンドと短いバンドの違いはどこでしょうか?
メンバーそれぞれが、仕事や家庭やプライベート等、それぞれの事情で生きている以上、大人としてそれらすべてをトッププライオリティにすることで、VACK’Sはスローペースと言われても、細く長くを意識したことで、10年続いたんだと思う。
2020年のTHE VACK’Sの目標を教えてください。
現メンバーで過去からの曲すべてを見直すことで、当時よりクオリティを上げ、これからのライブで出していく。
ファンに向けて、アーティストとしての信念や座右の銘があったら教えてください。
同世代のお客さんが多いと思うけど、そろそろ、やりたいことができる環境になっているんじゃない? 年齢は関係ない。やろうと思ったら動けば良い!より良い充実した人生を送ろう! POWER ROCK’N ROLL!!
インタビューにご協力いただきありがとうございました。
今後益々のご活躍をお祈りします。ROCK’N’ROLL!!!!