Interview with NEiN

各メンバーの紹介をお願いします。

Vo. eisuke
Gu. 舜
Gu. 健太
Ba. LINA
Dr. 拓馬

バンド結成の経緯をお聞かせください。

2016年に結成。初ライブは2016年6月25日。

きっかけは前Baの誕生日イベントで2015年にセッションバンドで出会ったのがきっかけです。

一夜限りの予定だったのですが、その時のライブの感触がとても良くオリジナルのバンドでやりたいという想いが全メンバー一致して結成する事になりました。その時のドラムは活動のスケジュールがどうしても合わず、健太の以前のバンドのメンバーでもある拓馬を誘いNEiN結成に至ります。

元々、舜と健太・拓馬は長年のレーベルメイトで付き合いは長かったんです。

その後2017年9月にベースenaが脱退。2019年4月に現BaのLINAが正式加入して今の5人メンバーで再始動して現在に至ります。

バンド名の NEiNとはどういう意味ですか?

「NEiN(ナイン)」とはドイツ語で否定(英語でいうところの「No」)を意味しますが、 否定の意味を持つ語句をバンド名とし、否定の姿勢から生まれてくるものを求める、というものがバンドのスタイルの根本にあります。

否定は自分や他人をネガティブにさせる事もありますが、同時に人を前へと突き動かす大きな力にもなり得るのではないかと。

このジャンルの音楽をやろうと思ったのはどうしてですか?

リーダー・コンポンザーの舜の楽曲とeisukeのボーカルスタイルがマッチしたのが大きかったです。絶対的なメロディー要素とメタル、ラウドの要素をミックスさせるサウンドは、メタル・ハードコアバンド出身のeisukeとの相性が良く、それに留まらず今後も更なる可能性を秘めていたから。

メンバーが共通して好きなバンドはBring Me the Horizon、Linkin Park、Slipknotなどで、その他も多岐に渡ります。

NEiN にとって最も大きなインスピレーションとなったものは?

eisuke: インスピレーションになる要素は色々あると思っていますが、ボーカルとしての自分はライブの表現や歌に関してで言うと日々のリアルな日常から受ける事が多いです。

: 曲を思いつく時はいつも突然です。ふと街やTVで流れている曲を聴いたり、あらためて自分が辿ってきた音楽を聴いていたりする時にやはり一番多くインスピレーションを得ます。

まあ入浴中や用を足している間に思いつく場合もありますが。

詞を書くに当たって何があなたのインスピレーションになっていますか?

日々のリアルな日常と非日常である本(得に小説)や映画や普通のTVなどです。

これまでで一番大きな挑戦は?

eisuke: 2019年の2回のワンマンと急遽ドラムがインフルエンザで欠場したドラム無しのライブ(笑)

: eisukeの回答だとドラムが鳴っていないという風に思われるかもですが笑 実際はドラムをPCから流してライヴしました。インフルエンザ発覚がライヴ前日、しかも僕はその日別のライヴだったのでそのデータを作るのにライヴから帰って夜中に作業・・・。拓馬を恨みましたね笑

健太: あの日は挑戦でもありましたが、何かの罰ゲームかとも思いました。

LINA: 最初のサポートLIVEが全18曲の怒涛のセットリストだった事

拓馬: インフルエンザ発症でライブ欠場。。これまで病気でライブ欠場したことなかったので、悔しい気持ちで布団に入ってました。休む事の勇気も必要かと(涙)

新しい曲を作る時のプロセスはどんな感じですか?

eisuke: 舜が楽曲とメロディーを作り、そこに自分が歌詞を載せてカタチにしていく感じです。

: 最近ではLINAのベースラインも楽曲を左右する大きな要素になっているのでそこからまたアレンジを変化させていくことも多いですね。

ライブにはどんな準備をしてのぞみますか?

eisuke: 出来る限り前日は良く寝る。生姜紅茶を飲む。マイクを掃除する。

: 会場入りしてから出番まで酒を飲む。終わってからも飲む。

健太: 精神集中。靴ヒモをちゃんと結ぶ。

LINA: 忘れ物をしない様に。過去にLIVEの日にBASSを忘れた事があるから(笑)

拓馬: 本番2時間前までは外に出て歩きながら曲を聴いてます。

「バースディEP」およびそこに収録されている楽曲について少しお聞かせいただけますか?

eisuke: 元々、候補になる曲が複数ありそのうちの3曲が自分の中で3部作的に繋がるイメージが沸いたんです。

それで、そのうちの2曲がバースディとコーリングです。【警告】はライブでも結構お馴染みになっているしNEiNの中でも人気のある曲かな~って思ってます。

4曲目の廻-kai-はNEiNの初音源で現在入手不可なんですが、そのスタジオ演奏バージョンとなっています。

このシングルのレコーディングはどうでしたか?

eisuke: 毎回良い意味で自分の想定を裏切る事が多くて、すごい良い手応えを感じています。

: 作曲者であり、レコーディングのエンジニア部分も全て担う者としては最初から最後まで自分の手に委ねられているわけで。作っている間は必死、出来上がってからは「もっとこうすればよかった」って思う部分も多々ありますが、メンバーみんなの要素が注ぎ込まれていく感触はやはり心地がいいものです。

「バースディEP」は特にベーシスト不在期間中の作品ですから、ベースも僕が弾いています。やはり今思うとパワーダウンを感じますが、それでも皆よく支えてくれたと思っていますよ。

NEiN の曲で最も気に入っている曲は何ですか?また それはどうしてですか?

eisuke: 正直どれも好きだけど、、、笑 バースディ

理由はNEiNのメロディと自分のシャウトの表現を一番納得した形で出せている作品です

: 俺には選べない笑 自分の子供に順位なんかつけないでしょ?

健太: もちろん全曲ですが、あえて気に入ってる曲と言うか、思い入れのある曲といえば『廻-kai-』です。NEiN最初の曲なので。

LINA: 全部。理由?カッコええから。

拓馬: 順位はつけ難いですが、【警告】です。ライブにおいてはメンバー含め、全員を見ながらこの曲を叩くのが好きだから。

1番思い出に残っているライブは?

eisuke: 1stワンマンのライブ

: 2019年4月にやった大阪のライヴですかね。LINAの加入を発表した瞬間のみんなの顔が忘れられないのと、やっとまた走り出せるという気持ちになったのを覚えています。

健太: NEiN初ライブかな。

LINA: 2019.4/6の俺が主催した日かな。NEiNのサポートを辞めたと同時に正式加入したLIVEなので。みんな待たせたな!て思えたから(笑)

拓馬: LINAさん加入発表の大阪ライブ!本当に嬉しかった^ ^

普段の生活とバンド活動をどう両立していますか?

eisuke: オンオフのスイッチの切り替えを意識してやっています。

: 普段もバンド活動も同じ位置にあるので両立という概念はないです。

健太: 特に分けて考えていないです。俺は一人しかいないので。

LINA: 常に全てを剥き出しにしてるので両立もクソも無いね。

拓馬: 昔は分けてましたが、今は分けてないです。理由は健太と同じです。

バンドの一員としてもっとも難しい事は何ですか?

eisuke: ボーカルの表現力

: コンポーザーが僕だけなので、曲作るのが大変すぎます笑

健太: ふられた時の対応力。

LINA: いかに好き放題弾きながらも舜に怒られないBASSを弾くかが勝負(笑)

拓馬: たまにメンバー間のトーク展開が早すぎて追いつかない事が。。

近々、 新しいCDやPVを出す予定はありますか?

2020年春頃に初のフルアルバムリリース予定です。それに伴い、ライヴMVの公開も考えています。

バンドは3年間活動していますが、この3年間を振り返ってみていかがでしたか?

eisuke: メンバーの脱退という逆境もありましたが、メンバーや周囲の縁にはとても恵まれていると思っています。

: 活動できない期間もあり、歯がゆい思いもしましたが現在は今のための必要なことだったのだと思えています。ここからですね。まだまだ突き進みますよ。

健太: 色々ありましたがあっ!と言う間です。まだまだ新鮮な気持ちで活動しています。

LINA: 俺はサポート期間から含めてもまだ1年半くらいなので始まったばっかり。全てはこれからよ!

拓馬: 日々楽しんで活動してますので時間経つのが早いです!

バンドの未来をどう見ていますか? 近い将来に何か新しい計画はありますか?

eisuke: まだまだやりたい事はたくさんありますし、やるつもりです。まずはフルアルバムをご期待下さい。

: フルアルバムの発売から来年はもっとたくさんの人にNEiNを観てもらえるようにいろんな場所でライヴできないかなあ、と思ってます。あと、来年は夏のあいだは特に東京では動きません。なぜならオリンピックがあっていろいろ大変そうだから・・・

健太: 近い未来は1stフルアルバムですね!バンドの未来はフルアルバム何枚も出せるように活動していると思います。

LINA: 2020年に発売のフルアルバムをキッカケにいろんな事が出来たら良いなと。デカい会場でもやりたいな。

拓馬: 皆も言ってますが1stフルアルバムのリリース!ここから次に繋げるライブ展開をして沢山の人に僕らを知ってもらいたいです。

最後に、 NEiN皆様、読者に何か一言お願いします。

eisuke: まずはNEiNの音源を聴いてみて下さい!そしてNEiNの醍醐味でもあるライブで一緒にライブハウスで遊びましょう!

: 海外の方はなかなかNEiNに直接触れてもらうことは難しいかもしれませんが、音源や動画などでなるべく僕たちの熱が伝わるように努力しますよ( ´ ω ` ) 読んでくれてありがとう。

健太: 今の時代、いつでもどこでも世界中の情報に触れる事ができるので、ちょっと時間が空いたらNEiNに触れてみてください!

LINA: 是非とも日本に来てNEiNのLIVEを観たい!と思ってもらえる様におもくそ頑張りますんで皆様宜しくね!

拓馬: NEiNはこれからも最高にカッコいい音楽を作り続けます!海外にも届く様発信していきますので宜しくお願いします!