INTERVIEW WITH: RAN 2023
By: Team JROCK’N’ROLL | 英語 → 日本語: Momo 日本語→ 英語: Ryu & Meri
Vocal: TAICHI Twitter
Guitar: 美亮 (Meiliang) Twitter
Guitar: 嘘 (Uso) Twitter
Bass: 最上夜 (Mogami Yoru) Twitter
Drums: 志音 (Shion) Twitter
Official: Twitter | Website | Youtube | Webshop | Tunecore | TikTok
今年初めに新ベーシスト最上夜を迎え、新章をスタートさせたヴィジュアル系バンドRANにJROCK’N’ROLLがインタビューしました。1stアルバム『VIRULENT』は瞬く間に完売。ボーナスソングとMV+メイキングを収録したセカンドプレスの販売も開始したところだ。JROCK’N’ROLLも各曲への想いを語ってもらいました。RANの熱い思いのこもったインタビューをお楽しみ下さい!
■ ご自身の楽しいエピソードを交えた自己紹介をお願い致します。
TAICHI: こんな難しい質問初めてです。最後まで読んでくださいね…TAICHIです。(笑)
美亮: 最初は中国人キャラでやろうと思って中国読みの名前を付けました。
嘘: 楽しいエピソード…(笑)
ハードル高…(笑)自己紹介すると名前が嘘なのか今までの会話が嘘なのかわからないって言われます。
RANのギター、嘘です。
最上夜: ベースと僕どっちが大きいかちょこちょこ話題になる最上夜です。僕に決まってるやろ。
志音: よく楽屋と打ち上げだけ面白いって言われますドラムの志音です。
■ ご自身を漢字一文字で表すとしたら何の文字でしょうか。その理由も教えて頂きたいです。
TAICHI: 夢 夢を大事に生きてきたなと思うので
美亮: 猫。猫が好きだからです。
嘘: 嘘
最上夜: 大。気持ちがとても大きいから。
志音: 名前からとって音ですかね
■ RANとしての活動を始めようと思った理由を教えてください。皆さんはどのように出会われたのでしょうか?結成当初の頃についてお聞かせください。
TAICHI: ボーカルとしてやっていきたいなと思ったので、上京するにあたってメンバーを探してバンドを組みました。
美亮: スタジオでアルバイトしていたときにV系の関係者の方からお誘いいただいたことがきっかけです。
志音: 元々地元の新潟でボーカルのTAICHIと知り合って、一緒にやりたいねって話してて俺が上京してメンバーをTAICHIから紹介されました。
■ RANというバンド名にした由来や理由を教えてください。
TAICHI: 沢山の候補の中で1番ピンときました。
■「RANのここが最高」というおすすめを教えてください。
他のバンドとは違う魅力、RANの特性、アピールポイントを教えて頂けたら幸いです。
TAICHI: 見た目以上のLIVE
■ 1月31日に、バンド名を漢字の「蘭」からローマ字の「RAN」に変更することが発表されました。なぜ、このような表記にされたのでしょうか?
TAICHI: 新体制になって、良い意味でガラッと色も変わってくと思ってたので、心機一転、新しいバンドになったくらいのインパクトが欲しかったので、ローマ字表記にしました。
■ 2月1日に、最上夜さんが正式加入されました。最上夜さんの紹介をお願い致します。最上夜さんは、どのようにして皆さんと知り合ったのでしょうか?新しいベーシストとして彼が加わったきっかけや理由を教えてください。
TAICHI: 俺も昔から知ってたんだけどその頃から怖いベーシストだったので、OKです。
気遣いも出来て笑いのツボもちょいちょい合う。ロックスターらしいですよ彼は。
美亮: 上手仲間の新しいベーシスト最上夜くんです。
嘘: 元々夜とは前のバンドが一緒で訳あって離れてたんですけどまた会うようになってそんな時に卒業の話がありましてその場に居合わせたのでやる?って聞いた所2つ返事でOKもらえたのでそれがきっかけですかね。
志音: イカつい音を出すベーシストですかね笑
■ 2月1日には新しいビジュアルが公開されました。今回のビジュアルや、以前のビジュアルも含めて、いつもどのようにご自身をアピールするかを決めているのでしょうか。新しいビジュアルはどのようにして決定されるか、お聞かせください。
TAICHI: ファンの子が思いつかないようなビジュアルにしたかったので、赤髪お化けです。
あと、自分の殻を破りたかった。
美亮: 今回は白塗りメイクにラバースーツ風のボディラインを強調した衣装を合わせて奇妙なキャラを出してみました。
嘘: 基本的にはRANの嘘ってどういう衣装を着てるような人なのかとか自分がファンならどういう衣装、メイクならテンション上がるかっていう部分をできる限り客観視はしてますね。
ただそれもやっぱり自分の好みがはさまってきたり客観視するにも限界はあるのでその辺はTAICHIくんに意見を求めることが多いですね。
最上夜: 今回から加入と言う事もあってTAICHIくんに相談する場面が多かった気がします。
志音: 今回は特に髪色を派手にして印象に残る事を意識しましたね。あとは自分らしさを無くさない様に自分がやりたい事をやりました。
■ ビジュアル系バンドとして、特に気をつけていることはありますか?たとえば、誰もが「No.1」を目指して活動する中で、唯一無二の存在であり続けるためにどのようなことを意識されていますか。
TAICHI:「断トツの1番になる」という意思を常に持ってる。
そこで止まらない様に。
自分を信じて知恵を絞って工夫を凝らし日々戦う。
美亮: 固定観念を捨てることかな。
嘘: んー…気をつけてる事は…変化を恐れない事ですかね。
変わらない事って大変だと思うんですけどその信念を持ったまま変化する事ってすごく難しい事だとも思うので、変わるべき部分は変える。
でも変えるべきじゃない部分は変えない。
その選択を間違えないように頭でっかちになりすぎないようには気をつけてます。
少なくともこの5人しか出せない空気感、グルーヴみたいなものはどのバンドにも絶対にあると思うのでそこは変えたくないですね。
最上夜: 結局言っちゃえばみんな唯一無二ではあると思うんですよ。だからこそ揺るがない自信が大事だと思います。
志音: ドラマーとして自分の信念を曲げない事ですかね。そういうのは音にも出ると思うし自分がブレないで自分にしか出せない音を意識してます。
■ 日本のヴィジュアル系バンドの多くは、「他のジャンルよりも、ヴィジュアル系のほうが、自分たちをより良く、より自由に表現できる」と話しています。JROCK’NROLLでは、ヴィジュアル系以外の日本の音楽も取り上げていますが、日本の他のジャンルでも「自由な表現」で活動しているグループや個人の方々もいるように感じました。「ヴィジュアル系だからこそ表現できる何か」「他のジャンルでは表現できないもの」が何であるのかを知りたいと思いますが、RANの皆さまはどのようにお考えでしょうか。
TAICHI: うーん…
でも、初めてヴィジュアル系をライブで見た時は同じ人間とは思えないインパクトを感じたのを覚えてます。
だからそんな”非日常”をファンの子達に味合わせたいなとは思います。
特にライブはこのジャンルだからこそヤバいってのが作れたら嬉しいですけどね。
美亮: このジャンルだから表現できないとかはあまりないように思います。
嘘: んー…
表現というよりはこのジャンルの先輩達の生き様とか魂みたいなものに憧れた部分が大きいのでそれを追い続けてる部分が大きいです。
そのバックボーンの違いがあるから他ジャンルと同じ様な表現をしてもV系にしかない見え方感じ方をする様に思います。
最上夜: 音楽って「音を楽しむ」と書く訳ですから、世の音楽は人をポジティブにさせたい曲がどちらかと言うと多いと思うんです。僕らビジュアル系ってその逆のネガティブな感情。どうしようもない怒りや悲しみ。そういった負の感情をより深く表現する事だと思います。
志音: 僕がビジュアル系にハマった時もまず派手な髪、衣装だったり、視覚的な刺激が凄くて、そこがビジュアル系にしか無いものなのかなとは思います。
■ 6月28日TAICHI生誕単独公演「THE ANSWER」at Spotify O-WESTについて、このライブへの意気込みや、読者の皆さんに向けて特におすすめのポイントを教えてください。
TAICHI: 去年より拘っていこうと思ってます。
こんな事が出来るんだ。ってお客さんを驚かせるライブをしようと思ってます。
美亮: 去年のWESTを超えた進化したRANを見せたい。
嘘: 去年もWESTに立たせてもらったんですけどその時に感じた『あ、こういう事できるんだ!』とか『こういう事してみたい』とかそういう物を反映できたらいいなとと思うし当たり前に【蘭】の魅力と【RAN】の魅力は別物だと思うので【RAN】の魅力を最大限表現してこの先に繋がるLIVEにしたいなって思いますね。
最上夜: 去年の事は僕はいないで知らないんですけど、大きい会場でしか出来ない、WESTでしか出来ない事をしたいですね。
志音: 去年もWESTでTAICHI生誕をやらせてもらったんですけど、やっぱり去年よりより良い日にしたいし、今のRANにしか見せられないライブを見せたいなと思います。
■ ファーストアルバム「VIRULENT」が早くもSOLD OUTされて、おめでとうございます。5月31日に発売されるセカンドプレスには、追加曲とMV&メイキングが収録される予定です。追加曲およびMV+メイキングは、セカンドプレスの特典として嬉しいですね。曲だけでなく、MV+メイキングも特典として付けようと思った理由は何でしょうか(他のアーティストでは、ボーナス曲を1曲だけ追加という形は見られますが、MV+メイキングは貴重だと思います)。
TAICHI: MVはつけたいと思っていたし、自分は昔好きだったバンドのメイキングをよく見てたので、メイキングも撮影して追加しましたね。今の時代、CDを買ってくれた人に、1つでも多く自分達を知ってもらいたいってのもありますね。
■ セカンドプレス予定の「VIRULENT」について、各曲の歌詞に込めた想いや、作曲の経緯などについて、曲紹介をお願い致します。
1. FLEETING
TAICHI: この曲が1番作詞に時間がかからなかったかも…。
オケが上がってスラスラ言葉が出てきたのを覚えてます。
その時の想いをストレートに書きました。
美亮: 思ったより曲が速くて弾くことに集中しちゃいます。
嘘: ギターがね…そこそこ忙しくて苦戦しましたね(笑)
楽曲自体は儚いけどギターのフレーズは全然儚くないです(笑)
志音: 歌が聴きやすい様にボーカルが生きる様に叩いてます。
2. 【Virulent Nightmare】
TAICHI: 珍しくほぼ吐きのシャウトでレコーディングしました。
なんか、殻を破れた気がします。
この曲がVIRULENTの登龍門ですよ【 】。
美亮: 暴れまくれる一曲です。
嘘: この曲はとにかく疾走感、凶暴さを表現したくて作りましたね。
尺も短くとにかく攻撃的な一面だけを特化させましたね。
志音 :勢いが全面に出る様なフレーズだったり、シンプルなんだけどドシっとくる様なドラムになってます。
3. MARY
TAICHI: MARYちゃんの絶頂物語です。
疾走感といい全てがお気に入りです。
美亮: ライブで映える曲なので思うがままに楽しんでほしい。
嘘: LIVE映えする曲を作りたくて…この曲はギタリスト嘘としての【好き】をとにかくふんだんに盛り込んで今風の中に少し古さを折り込んでみました。
レコーディングもシングルコイルで音色にも拘っていますね。
志音: 本当にライブ映えする曲でレコーディングの時もライブ意識しながら録りました。
4. What…?
TAICHI: 英詩で不満しか書いてないです。
せっかくのアルバムだし、苦悩とか怒りを書きたいなと…。
美亮: 結構ノリやすい曲になっています。
嘘: この曲は基本左右ユニゾンなのでその厚みをどう出すかって部分をこだわりました!
志音: シンプルなフレーズなのでいかにノリを出せるかを意識しました。
5. NEEDLE
TAICHI: シャッフルを1から勉強しました。
苦戦したけど、レコーディングではスムーズに進みました。これを機に歌に対する意識も変わったし、成長に繋がったと思います。
美亮: おしゃれで聴きやすい曲です。ギターソロもかっこよくできたと思います。
嘘: 昔みたいにB面っていう概念が今少しあやふやになってきてる昨今にアルバムだからできる曲を作りたくて、元々蘭てシャッフルビート的なアプローチの曲が多かったのでこの際そこに特化した曲を作りました。
ただこの曲は難しくしすぎてレコーディング苦労しましたね…(笑)
志音: 今まで通ってこなかったシャッフルビートにトラウマレベルに苦戦しました笑
6. アノニマス (ANONYMOUS)
TAICHI: 頭の中から離れない様な曲が欲しくて、Aメロの思い詰めて追い詰める感じも凄く気に入ってます。
そしてサビで爆ける。
美亮: ガッツをぶつける曲になりました。
嘘: 暴れ曲作ろうと思って作り出してメインのリフこそパッとできたんですけど
そこから歌メロ的なサビに展開しようかこのまま勢い重視でいこうかでかなり悩んでましたね。
結果的にこういう形になって俺の得意分野な曲になったおかげでギターRECは1発OKもらいました(笑)
志音: 暴れ曲は大好きで、本当好きに叩かせてもらったので、最後ツーバス踏みまくってます笑
7. アンダーグラウンド (UNDERGROUND)
TAICHI: オケを聞いた時に、あー、こう言う感じね、得意だわ。と思ったのでこの曲はボツ寄りだったんですけど、絶対にこれは出したほうが良いってゴリ押ししました(笑)
今の自分達、環境、ファンの事を書きました。
この曲は特に周りのバンドマンとかファンの子から良いって言われるかもしれないです。
美亮: Aメロからかっこいい歌詞とメロディでギターソロもかっこいいのでおすすめです。
嘘: この曲のデモ自体は大分前からあったんですけどそこから構成とかを再度整理した感じです。
噂話もそうなんですけどあんまり深く考えずに作った曲だったので正直どっちもボツだろうなーと思っていたんです。
だからこうやって作品として残せて嬉しく思います(笑)
志音: 激しい中に聞きやすいメロがあって個人的に1番聴いてほしい曲です!
8. ROPE
TAICHI: 今までで1番メロが悩んだ曲ですね、
自分達に有りそうで無かった曲…になったと思います。この曲で、VIRULENTにあった伱間、パズルで言うとピースがハマった気がします。
美亮: あまりやらないことを取り入れたギターソロにしました。
嘘: この曲は勢いとLIVEのノリやすさに重点を置いて作りました。
メロで1番悩みましたね…
最上夜: アルバムの中ではこの曲だけ僕がRECしているんですけど、音フレーズ含めアルバムの雰囲気を崩さずいいものが録れたと思います。
志音:勢いを大事に叩きました。
9. finale.
TAICHI: 儚さに重視しました。
叶わない事に対して、せめて思い出に浸るみたいな(笑)
後悔しない様に生きたいですね過去は取り戻せないから。
美亮: 曲と歌詞が切なさや絶望感が味わえます。
嘘: この曲は”黒い曲”をテーマに作ってと言われて作りました(笑)
この曲も最初はすごい難解な感じだったんですけどサビのメロ以外はまるっとアレンジを変えて今の形になってますね。
志音: 黒いイメージを崩さない様に雰囲気を考えながらフレーズを作りました。
10. 幻聴 (Genchou)
TAICHI: ネガティヴな部分や、表現をどこまで出すべきか凄く悩んだんですけど、全部出しました。
振り切る事が出来たので、今後の自分達にも期待が込められるそんな一曲になりました。
美亮: ギターのフレーズ難しくて苦戦しました。
嘘: この曲もアルバムだからできる曲作ろうで作り出したんですけど自分の中ではメンタル【死にたくなる曲】をテーマに作りました。各パートのフレーズに1番注文した曲かもしれません。
志音: この曲は雰囲気を作るフレーズを付けるのに少し苦労しました。
11. POISONOUS BUTTERFLY
TAICHI: レコーディングで化ける事って最近あんまりなかったんですけど、良い意味で作戦通りに作れてるみたいな。
でもこの曲は、デモ以上にレコーディングで化けましたボーカルは特に。
悪い奴なりの正義、みたいな考えを書きました。
美亮: ラストサビ前のドラムのオカズがかっこいいですね。
嘘: この曲は…どんな経緯で作ったっけ…
レコーディングで1番テンション上がった事は覚えてます(笑)
志音: ラストサビのフィルに俺の好きなフレーズを詰め込みました笑
■ セカンドプレスに追加されるMV撮影時のエピソードについて、印象的な出来事などがありましたら教えてください。
TAICHI: 新鮮味も感じつつ、楽しめました、割とスムーズに進みました今回。
後は初めて見た撮影中の夜くんのポテンシャルに驚きましたね。
美亮: 本物の炎を使った撮影でテンション上がりました。
嘘: 1番印象に残ってるのは撮影スタジオまで1時間半くらいあるんですよ。
俺達撮影近辺が結構過密なスケジュールで全然寝れてない中での撮影だったんですけど行きの移動中1時間半車内にいるメンバー全員でひたすらカラオケ大熱唱して向かった事ですね(笑)
嵐とか大熱唱してました(笑)
最上夜: 控え室の居心地がとてもいいんです。外があり得ない寒さだったのもあると思うんですが、メンバーみんなでコタツに入って和んでいました。これで猫がいたらきっと完璧だったと思います。
志音: 自分のセットで撮影出来たし、炎を使った演出でめっちゃテンション上がってました!笑
■ RANの音楽にインスピレーションを与えるものは何でしょうか?
TAICHI: 歌詞は自分の事を書いたり、ファンの事を書いたり、今の状況とか思う事が多いですけど、最近は特に、LIVEがインスピレーション与えてくれます。
嘘: 俺はLIVEですかねー。セットリスト決める時にこういう曲欲しいなとかLIVEやりながらこういう曲作ってみよとか思う事が多いです。
■ RANとしての活動の中で、特に印象に残っている出来事や経験を教えてください。
TAICHI: 沢山笑って沢山悔しい思いもして、多すぎてなかなかこの質問には悩みましたけど、去年の6月20日のWESTですかね。4年バンドを続けて、続けた先にしか見えないものってこんな感じなんだなって思えたLIVEだったんですよね。
美亮: 遠征の帰りに置いていかれたことですかね。
嘘: 難しい…これだ!って決められないですね…
辛い事も楽しいこと嬉しい事も苦しい事も全部印象に残ってるし大事な経験だと思います。
漢気ジャンケンで枕買った事とかもね(笑)
最上夜: 男気ジャンケンする時って、ライブする時くらい気合いを入れてジャンケンするんですけど、その気合いが弱かったのかストレートで勝ってしまった事です。驚きで時間が止まりました。
志音: どれも印象に残ってるんですけど、やっぱりツアーは凄い楽しいです。
■ RANの音楽を通して伝えたいことは何でしょうか?
TAICHI: VIRULENT聴いてLIVEにきたら全身全霊で伝えられたらなと思います。言葉だけじゃ伝わらないものもあると思うので。
美亮: 人生の楽しみ方。
嘘: 聞いて感じたままに受け取ってくれりゃいいです。
最上夜: 強く生きよう
志音: そのバンドにしか無いカッコ良さですかね
■ RANの曲作りで大切にしていることは何ですか?
TAICHI: 自分達の曲げちゃいけない部分は絶対に曲げない事です。
嘘: どこかにキャッチーさを残す事ですかね。
エゴと社会性のぶつかり合いみたいな(笑)
■ 自分の好きなRANの曲は何ですか?また、その理由も教えてください。
TAICHI: アンダーグラウンドですかね。
今ハマってるってのもあるかもしれないですけど(笑)
全部好きですけど、この曲聴くと、あ~辛かったな、この時、みたいな感情になります。
バンド活動をして、この曲残せて良かったなと思ってます。
美亮: パブロフの猫です。自分のエゴだからです。
嘘: 三日月かなー…ストレートでいいなって思います。
最上夜: finale歌詞が好き。
志音: アンダーグラウンドですね。全部詰まってると思います。
■ RANとしてアクティブに活動する中で、メンバーの皆さんが一緒に過ごす時間も長いことと思います。メンバー同士の関係を良好に保つために、心がけていることはありますか?
TAICHI: ぶつかる時はぶつかるけど相手の気持ちを思いやる事ですかね。
美亮: 一人で抱え込まないことかな。
嘘: バンド活動を楽しむ事ですかね?
最上夜: 変に強がらない事!
志音: いい意味で気を使わない事ですかね。あと言いたい事をちゃんと言う。
■ これまでのバンド活動の中で、直面した困難や大変だったこと、乗り越えてきたことはありますか?
TAICHI: 生きててどんな時もその時の今が一番困難だった気がします。常に高い壁を壊そうと生きてきたので…。だからこそアツくなりますよね。
美亮: YouTubeの企画のつけ麺博とかきつかったです。
嘘: それこそVIRULENTを出してしばらくはこの作品をどう表現するかって部分に囚われすぎていた部分で大分もがいてましたね。
表現しようとすればするほどRANとしての良さが損われていくような気がしてその答えを急ぎすぎてしまっていました。
最上夜: 音作りの面ですね。前のベーシストと音の方向性が全く違う中で、自分のスタイルを崩さずRANのベースとして求められる音を作る事にはかなり困難しました。
志音: 僕はレコーディングです。ちゃんと自分のドラムと向き合った時に全然まだまだだなとかあって悔しすぎて泣いた事ありますね笑
それがあったから凄く成長できたとおもいます。
■ ビジュアル系バンドとしての活動において日々直面する課題の中で、特に大変と感じるのはどのようなことでしょうか?
TAICHI: メイクの早起き。
嘘: 特にないですかね。
志音: ドラム機材高過ぎる問題ですね笑
■ ビジュアル系のファンは女性が多いと思いますが、男性のファンに対してはどのように思われますか?
TAICHI: 俺のやってきた事は間違ってなかったぜ。って感じです。嬉しいですよ。
美亮: 性別関係なく嬉しいです。
嘘: どのように思う…普通に男性だとしても女性だとしても嬉しいですよ。
最上夜: 男性ファンの方が言ってしまえば珍しい分、どういう経緯で知ってくれたのかとかビジュアル系が好きなのかとか色々と話したくなりますね。
志音: 同じく普通に嬉しいですよ笑
■ ビジュアル系バンドを始めてから、当初の予想と違ったこと、意外だったこと(あらかじめ知っておきたかったこと)はありますか?
TAICHI: ライブですね。何もかも想像以上でした。
美亮: 全てが初めてだったので新鮮でした。
嘘: その辺のジャンルよりも漢気を感じる事がありますね。
最上夜: 頭を振るとこんなに首が痛くなるなんて小さい頃の僕は想像もしていませんでした。
志音: 特になかったです。
■「今後こんな『ボーカル』/『ギタリスト』/『ベーシスト』/『ドラマー』になりたい」という目標はありますか?
TAICHI:憧れられるボーカルですかね。
美亮:ギタリストという枠に縛られないギタリストですかね
嘘:嘘ってこういうギタリストだよねっていうものをみんなの中で感じさせられるようになりたいですね。
最上夜:僕も美亮くんと一緒かな。ベーシストというパートに縛られないで色々な事をしていきたいです。
志音:人の心を動かせるドラムをずっと目指してます。
■『ボーカル』/『ギタリスト』/『ベーシスト』/『ドラマー』としてのご自身のアピールポイント、「ここを見てほしい」という所を教えてください。
TAICHI: 声
美亮: ギターソロの音は個性が出ているかな
嘘: 年甲斐もなく暴れ回るのでその様を見てください。
最上夜: 感情の起伏が激しい方なのでその日その日のライブによっての変化を見てほしいですね。
志音: 一音一音魂込めて叩いてるのでどこも見逃してほしく無いです。
■音楽( 『ボーカル』/『ギター』/『ベーシスト』/『ドラマー』)を始めたのは、いつ頃から、どんなきっかけでしょうか?
Vo. TAICHI: 小学生の頃の卒業アルバムに、歌手になるって書いてあったので、自然に、勝手になると思ってたのかもしれないです…(笑)
歌が好きだったし、小さい頃からライブとかで歌ってる人に憧れてました。
美亮: 中学生の頃、父が持っていた昔のCDを聴いたときです。
嘘: 中学生時代の先輩の影響です。
XやSEX MACHINEGUNSにカミナリ打たれました(笑)
最上夜: 昔ボーカでバンドを組んでいたんですけど、ドラムが抜けて活休になったんです。その時ベースを触ったのがきっかけですね。
志音: 中学生の頃にXのライブ映像みて俺もこうなりたい!って思いました。
■ 自分にとって音楽とは何ですか?音楽は、人生にどのような影響を与えましたか?
TAICHI: 楽しい時も、辛い時も、悲しい時も、自分に寄り添ってくれる。
自分には絶対に必要なものです。
嘘: 常に隣にあるものですね。
当たり前に音楽がなかったら全然違う人生になってたんじゃないですか?
最上夜: たばこみたいな感じ
志音: 音楽が無かったら何していいかわからない位なので自分の全てですかね。
■ 影響を受けたミュージシャンや、憧れのミュージシャンはいますか?
TAICHI: BOØWYがこの人生の始まりです。
美亮: やっぱりヒロトですかね。
嘘: 上げきれないくらいいます。
最上夜: KORNのフィールディ
志音: 沢山居るんですけど、GACKTさんですね。自分にとって生き方を変えてもらった位尊敬してます
■ ミュージシャン以外では、尊敬している人物、影響を受けた人物、好きなタレントさんや俳優さん(もしくは身近な人物)はいますか?
TAICHI: 多いです。
美亮: ピッコロですね。
嘘: こちらも上げきれないくらいいます。
最上夜: ぱっと出てこないですね。
志音: GACKTさんです。
■ 座右の銘や、大切にしている言葉はありますか?
TAICHI: 誰にでも輝く権利はある。
美亮: 日々反省日々成長、日々反省日々成長することは前に進むこと。
嘘: 努力したから報われるとは限らないけど努力しない奴に報いなんて来ない
最上夜: この世の不利益の全て当人の能力不足
志音: 自分を助けてくれるのは自分だけ
■ 好きな食べ物や飲み物を教えてください。
TAICHI: ハヤシライス
美亮: マクドナルド
嘘: 白米、生クリーム、玉ねぎ
最上夜: 軟水の水
志音: 魚料理、お酒、鶏胸肉
■ 苦手な食べ物や飲み物を教えてください。
TAICHI: 固形チーズ
美亮: きゅうり
嘘: 海鮮物、卵
最上夜: コスタコーヒーのブラック。くそまずい。
志音: 辛いもの
■ お休みの日は、何をするのが好きですか?趣味や夢中になっていることがあれば教えてください。
TAICHI: ネトフリ
美亮: 瞑想です。
嘘: 日向ぼっこ?
最上夜: お散歩しているわんちゃんに話しかけに行く事ですね。なんか気がついたら話かけに行っちゃうんです。だって可愛いですからね。
志音: 格闘技
■ 趣味の一例として、好きなゲームはありますか?どんなゲームをするのが好きですか?
TAICHI: 6ボールパズル
美亮: ポケモンが好きです。
嘘: ゲームはしないようにしてます。
最上夜: 一時期APEXにハマっていました。FF、ダークソウルとかファンタジーの世界に没入出来るものが好きですね。ゲームの良さってそこだと思いますし。
志音: スパイダーマンのゲーム面白かったです
■ 英語や他の外国語を話すことは出来ますか?
TAICHI: 猫とは昔、会話出来ました。
美亮: 中国語少し勉強していました。
嘘: 話せません。
最上夜: A little bit.
志音: 話せないです。
■ 今後のRANの活動について、「こんなバンドになりたい」という夢や目標はありますか?
TAICHI: 皆んなが知ってるバンド、お客さんの誇りであるバンド、目標は武道館です。
美亮: ライブに来て幸せを感じるバンド。
嘘: 武道館に立ちたいです。
最上夜: 海外フェスに出たいですね。
志音: エネルギーを与えられる様なバンドですね。
■ 最後に、ファンの皆さん、読者の皆さんにメッセージをお願い致します。
TAICHI: ここまで読んでくれたのなら、今すぐ調べて、ライブに来てみてくださいね。待ってます。
美亮: 最後まで読んでくれてありがとうございました。今後のRANの活動をよろしくお願いします。
嘘: ここまで読んでくれてありがとうございます。
少しでも気になったら是非会いに来てね。
待ってます。
最上夜: 6.28のワンマンライブよろしくね。見てくれてありがとう。
志音: 最後まで読んでいただきありがとうございました。
これを読んで気になってくれた方はぜひライブにら遊び来てください。
JRNR interviewed Visual Kei band RAN, who started their new chapter earlier this year with their new bassist 最上夜 (Mogami Yoru). Their first album “VIRULENT” was sold out in no time and they just started selling the second press with a bonus song and MV+ making. JRNR also asked them to share their thoughts on each song. Enjoy this passionate interview, you won’t regret reading it!
■ Please introduce yourself with a few fun facts about yourself.
TAICHI: This is the first time I’m being asked such a difficult question, well please read till the end… I am TAICHI.(smile)
Meiliang: I wanted to use a name with original Chinese kanji, so I decided on a name with also a real Chinese reading.
Uso: A fun story. (laugh). The hurdles are high…(laugh)
When I introduce myself, they usually say they don’t know if I’m lying about my name or about the conversations we’ve just had. .+(嘘(means lie))
Mogami Yoru: It’s usually a hot topic late at night, then we often ask ourselves about who is taller, my bass or me. Of course it’s me who is way taller (note; cooler/better/greater).
Shion: They say that I only seem to be funny/interesting in the “dressing room” and at “after parties”.
■ How would you describe yourself with a Kanji character and why?
Taichi: 夢 (Yume/dream), Because I’ve been living my dreams and I am cherishing my dreams.
Meiliang: 猫 (Neko/cat), Because I love cats.
Uso: 嘘 (uso/lie) (Reason not told)
Mogami Yoru: 大 (oo/big/large), Because the feeling is great/large
Shion: It’s 音(oto/sound), which is part of my name
■ Please tell us why you decided to join RAN at the beginning of the formation, and how you all got together?
Taichi: I wanted to start a career as a vocalist, so when I moved to Tokyo, I started to search for members and formed a band.
Meiliang: For me it all started when I was working part-time at a studio when I was invited by someone in the Visual Kei industry.
Shion: I originally met our vocalist TAICHI in our hometown of Niigata, and we talked about forming a band together, and when I decided to move to Tokyo, TAICHI introduced me to the other members as well.
■ Please tell us about the origin and reason why you decided on the band name “RAN”.
TAICHI: Out of many other candidates, this was our number #1 choice to be named after.
■ Please explain why RAN is the best active Visual Kei band and why someone should devote their life to RAN.
TAICHI: Because our LIVE shows go beyond the performances of anyone else.
■ On January 31st, it was announced that you dropped the band name as kanji reading “蘭” and continues as the romaji reading “RAN”. Why did you decide to make this name appearance change?
TAICHI: Of course in a good way, with our new band system, the atmosphere of the band would also change dramatically, so I wanted to create a new fresh start with the impact of being a brand new band, so I decided to change the writing of our band name to the Roman alphabet.
■ On February 1st 最上 夜 (Mogami Yoru) joined the band officially. Could you please introduce him to us? How did he meet all of you? And why did you guys want him to be the new bass player?
Taichi: I’ve known him for a long time already, but since I know him he’s been a kind of scary bass player, but he is okay.
Meiliang: He is my new best buddy stage-right-side bass player Mogami Yoru-kun
Uso: Originally Yoru and I played in the same band before, for some reason we were apart and then we started to meet again. Around the time that our previous bassist was graduating from the band, I asked him “Do you want to join? He gave me an okay with two words, and so he joined.
Shion: He is a bassist who pours a stern sound.
■ Also on February 1st, a new look was revealed. For this appearance but also your past appearances, how do you always decide on how you wanna show-off yourself to the audience? Please tell us a little bit about how new “looks” are created.
Taichi: I wanted to create a visual that none of our fans would have thought of, so I decided on a red-haired Ghost image. Also I wanted to break out of my own shell.
Meiliang: This time, I tried to create a strange character by combining white makeup with a rubber suit-like outfit that emphasizes my body line.
Uso: Basically, I’m looking at things as objectively as possible, such as what kind of clothes RAN’s Uso would wear, and out of our fan eyes, what kind of clothes and make-up will get them excited.
However, there is a limit to what I like and how objectively I can look at it, so I often ask TAICHI what he thinks as well.
Mogami Yoru: I consulted with TAICHI a lot, because I just joined.
Shion: This time I focused mostly on my hair colour to give it a flashy look that stands out. For my outfit, I wanted to wear something that wouldn’t make me lose my identity.
■ As a visual kei band, are there any points you pay extra attention to? Such as, how do you keep being “Unique” of other bands who also wanna be “No.1”?
TAICHI: Always have the will to be “THE VERY BEST”. Don’t let anything stop you. Believe in yourself, use your wisdom and ingenuity, and fight for it every day.
Meiliang: It’s about throwing away stereotypes.
Uso: hmmm..what I’m not careful about is not being afraid of change. It’s not hard to change, but it’s very hard to change and keep your own beliefs, so change the parts that should be changed. But definitely don’t change things that shouldn’t be changed. I’m also careful not to think too much about myself, so I don’t make the wrong decisions.
At least I don’t want to change the atmosphere and the groove that only the five of us can bring out, I’m sure that’s the same for every band.
Mogami Yoru: After all, everyone is unique. That is why it is important to have unwavering self-confidence.
Shion: As a drummer, it’s important not to bend my beliefs. It’s reflected in my sound, and I’m aware of the sound that only I can produce without compromising my beliefs.
■ Many visual kei bands say that they can express themselves better and more freely via visual kei than in other genres. However JROCK’NROLL does cover any genre, So to me, it feels as if there are other genres as well to express yourself freely. So I would like to know what is “something that can only be expressed in visual kei”, and “something that cannot be expressed in other genres“.
TAICHI: hmmm… When I saw a visual kei live show for the first time, I do remember the impact feeling that I couldn’t believe that the person who was standing on the stage was the same person as this person was off-stage.
So I also would like to give my fans such a taste of an “extraordinary” experience.
It would make me happy if we could create something that’s especially amazing because of this genre and how it’s performed live.
Meiliang: I don’t think there are many things that cannot be expressed because you can do anything in this genre.
Uso: Hmm. Rather than expressing myself, I do admire the way of life and the spirit of our seniors in this genre, so I continue to follow them. Because of the difference in the backbone of the music, even though it is expressed in the same way as other genres, it seems to be seen and felt in a way that is unique to Visual Kei.
Mogami Yoru: Music is usually written as “enjoy the music,” so a lot of songs are made to give people a positive feeling. But in visual kei, it’s usually the opposite. The focus is more on negative emotions, irresistible anger and sadness. So it’s about expressing those negative emotions much more deeply.
Shion: When I first fell in love with Visual-kei, it was the flashy hair and costumes that were visually stimulating, and that’s something that’s unique to Visual-kei.
■ On June 28th TAICHI 生誕単独公演「THE ANSWER」@Spotify O-WEST. Please tell us your enthusiasm for this live show and why someone should make time free to watch the live show.
TAICHI: I will pay more attention to it than last year.
This time I really want to surprise everyone who watches us with what we have in us. I’m going to give a live show that will surprise everyone in the venue.
Meiliang: I wanna show an evolved RAN that surpasses last year’s WEST performance.
Uso: Last year, we were able to perform at WEST, and I hope we can reflect what we felt then, such as “Oh, we can do this” or “we wanna do this“.
Anyway, I guess the charm of “蘭(RAN)’ and the charm of “RAN” are different, so I would like to express the charm of the new “RAN” to the maximum and perform it LIVE to lead us into the future.
Mogami Yoru: I don’t know what happened last year because I wasn’t there, but I want to do something that can only be done in a big venue, something that can only be done at WEST.
Shion: Last year we had TAICHI’s birthday party at WEST, but I want to make the day even better than last year and show a live performance that only the current RAN can show.
■ Congratulations on the (fast) SOLD OUT of your first album 「VIRULENT」. The second press will be released on May 31st and will have an extra song plus MV & making. The extra song and MV+making is a nice second press bonus. What made you decide to add an MV+making also as a bonus and not just a song (which artist usually only add, if there’s a bonus)
TAICHI: We wanted to add a music video. I also used to watch off-shot videos of the bands I used to like, so I also added the off-shot of our music video. In this day and age, we also want the people who (still) buy our CDs to know as much about us as possible.
■ Because 「VIRULENT」will get a second press. Could you please explain each lyric and how each song was composed?
1. FLEETING
TAICHI: This song probably took the least amount of time to write the lyrics…. I remember the words just came out after the guitars started playing. I wrote directly about my feelings at that time.
Meiliang: The song has a fast tempo so I have to concentrate on playing it.
Uso: The guitar phrase… it’s pretty full of it, it struggles me. (laughs)
The song itself is ephemeral, but the guitar phrase is not ephemeral at all.
Shion: I play my drum parts so that TAICHI’s vocal line comes alive and the song is easy to hear.
2. 【Virulent Nightmare】
TAICHI: Unusually, I recorded the song with almost spitting shouts.
I feel like I broke out of my shell.
This song is the gateway to success for Virulent [ ].
Meiliang: This is one of the songs that can go on all wild and crazy.
Uso: This song was created to express a sense of speed and ferocity.
The length of the song is short, and I focused only on the aggressive aspect of the song.
Shion: The phrases show the full power of the dynamics. The drums are simple but very powerful.
3. MARY
TAICHI: This is MARY’s climax story.
It is my favourite because of its fast pace and everything.
Meiliang:It is a song that lends itself very well to live shows, so I hope you enjoy it as much as you want.
Uso: I wanted to create a song that would be great to play live… I tried to put a lot of my “love” as a guitarist Uso into this song to bring a little bit of old-fashioned into the current style.
Shion: It’s a song that really lends itself to being played live. So when we recorded the song I was very conscious of how it would sound live.
4. What…?
TAICHI: I wrote only complaints in English poetry.
Because we would release an album, and I also wanted to write a song about anguish and anger…
Meiliang: It’s a song that’s pretty easy to get into.
Uso: I was very concerned about how to bring out the thickness of the left-right unison because this is basically a left-right unison live song!
Shion: I was conscious of how to bring out the groove because it is a simple phrase.
5. NEEDLE
TAICHI: I learned the shuffle rhythm from scratch.
I struggled with it, but it went smoothly while recording the song. I think this was an opportunity for me to change my attitude toward singing, and it led to my growth.
Meiliang: The song is stylish and easy to listen to. To me it feels that the guitar solo was also done in a very cool way.
Uso: Nowadays, the concept of a B-side song has been blurred, it’s not like it was in the past, so I wanted to create a song that could only be created and put on a full album. Originally, B-side songs had a shuffle rhythm approach, so I decided to create the song with a focus on that as well. However the song was so difficult to record, so it was a real pain while recording it…(laugh)
Shion: I struggled to a traumatic level with the shuffle rhythm beats that I had never gone through before!
6. アノニマス (ANONYMOUS)
TAICHI: I wanted a song that I couldn’t get out of my head, and I really like the way the A melody makes me feel trapped and driven and then the chorus just blasts it off.
Meiliang: The song became a gut-busting song.
Uso: I had the idea to make this song a rage song, and I came up with the main riff in a flash. But I was really worried about whether to develop it into a melody-like chorus or to focus on the momentum as it was.
As a result, it turned out as it is now, and it even became a song that I can play well. I recorded it in just one try.(laugh)
Shion: I love rage songs, and I really liked playing them, so at the end I’m stomping on my two basses(lol)
7. アンダーグラウンド (UNDERGROUND)
TAICHI: When I heard the guitar part, I thought “Oh I’m not gonna be good at this“. So I was close to rejecting this song. But I pushed myself forward to make it work for sure.
I wrote about ourselves, our environment and our fans. This song might be especially good for us and the fans around us.
Meiliang: I recommend it because of the cool lyrics and melody from the A melody and the guitar solo is also cool.
Uso: The demo itself of this song has been around for quite a while. I rearranged the structure of the song from there. Just like 噂話 (Uwasabanashi), it was created without thinking too much, so honestly I thought both of them would be rejected.
That’s why I’m happy to put the song as a creation like this on the album as well. (laughs)
Shion: This is the song I personally want you to listen to the most because it has an intense yet easy to listen to melody!
8. finale.
TAICHI: I focused on ephemerality. For things that don’t come true, at least it’s like being immersed in memories. (laughs)
I want to live my life without regrets because I can’t bring back the past.
Meiliang: You can feel the sadness and despair in the melody and lyrics.
Uso: I was asked to write this song on the theme of “dark music”.(laughs) This song was also very difficult to understand at first, but except for the chorus melody, the arrangement was completely changed and it became the current form.
Shion: I created the phrases with the atmosphere in mind, so as not to destroy the dark image.
9. 幻聴 (Genchou)
TAICHI: I was very worried about how much negativity and expression I should put out, but I put it all out.
We were able to shake things up, so this is one of those songs that we can look forward to in the future.
Meiliang: I struggled with the guitar phrases because they were difficult.
Uso: This song was also made with the idea of making a song that would fit perfectly to include on an album. I created it with the mental theme of “A song to die on”. This is probably the song where I have created the most number of phrases for each of the parts.
Shion: I was struggling a little with how to phrase this song to make it feel right.
10. POISONOUS BUTTERFLY
TAICHI: Lately we haven’t had much luck with songs that turn out well when recorded, but in a good way it seemed to work out exactly as we planned, this song turned out even better than the demo, especially the vocals.
I wrote the idea of justice in the bad guy’s own way.
Meiliang: The drumming before the last chorus is cool.
Uso: This song, how was it created…? I only remember that I was most excited about the recording.
Shion: I packed my favourite phrase into the last chorus.
11. BONUS SONG (ROPE)
TAICHI: This is the song that we had the most trouble with the melody so far, I think it became a song that wasn’t likely for us. It turned out to be the most difficult song we’ve ever written. With this song, I feel that the pieces of the puzzle that were in Virulent were put together.
Meiliang: I wrote my guitar solo to include something I don’t often do.
Uso: This song was created with an emphasis on momentum and ease of live performance.
I was struggling the most with the melody…
Mogami Yoru: I only recorded this song on the album, but I think it was a good recording without breaking the atmosphere of the album, including the sound phrases.
Shion: I hit the momentum with great care.
■ Please also tell us an episode about the MV shooting which will be added to the 2nd press.
TAICHI: I really enjoyed it, shooting the MV also gave a feeling of freshness. Also shooting this MV went rather smoothly.
I was also surprised by the potential of Yoru-kun during the shooting, which I saw for the first time.
Meiliang: I really got excited because we used real flames for the shooting.
Uso: The thing that left the biggest impression on me was that it took about an hour and a half to get to the shooting studio.
We were on a very tight schedule and didn’t get much sleep, but we sang karaoke for an hour and a half on the way to the studio.
We were singing Arashi and other songs passionately (laughs).
Mogami Yoru: The waiting room is very cosy. I think it was mostly because it was unbelievably cold outside, but all of us were relaxing under our kotatsu. I’m sure it would have been perfect, If there would have been a cat around as well.
Shion: I was able to shoot with my own drum set, and I was really excited about using the flames while shooting!
■ What inspires the music of RAN?
TAICHI: I write lyrics about myself, about my fans, about my current situation and my thoughts, but lately, especially, our LIVE shows and what happens on those days inspires me.
Uso: For me, it’s our live shows. When I decide on the setlist, I often think about what songs are good to play for that day. so the live shows inspire me to think about what kind of songs are fun and good to play live as well.
■ Can you share with us a moment or experience that stands out as especially memorable for RAN?
TAICHI: We laughed a lot and had a lot of regrets, so much that it was difficult to answer this question. I think it was last year on 20 June at WEST. It was the live show that made me realise that after four years of being active in a band, that this is what you can only archive and see if you keep going without giving up.
Meiliang: At the time we went on a tour and everyone forgot about me and already went on the way back home while leaving me behind?
Uso: Difficult..I can’t decide “That’s the one!”. I think all the hard times, the fun times, the happy times, the hard times, they all left an impression on me and are important experiences.
Like the time I had to buy a pillow because of losing our masculine game of rock-paper-scissors (laughs).
Mogami Yoru: When we play a masculine rock-paper-scissors- game, we do it with as much enthusiasm as when we play live. But, the thing is that I won all the time in straight sets, perhaps because my enthusiasm was too weak? I was so surprised that even time stopped.
Shion: After all, touring is fun and they all leave a lasting impression.
■ What do you convey via RAN’s music?
TAICHI: If you listen to VIRULENT and come to the live show, I hope I will be able to convey it to you with all my heart. There are things you can’t tell with words.
Meiliang: How to enjoy life.
Uso: Just listen to it and interpret it as you feel it.
Mogami Yoru: Stay strong.
Shion: The coolness that only this band got.
■ What is the most important thing in RAN’s songwriting?
TAICHI: It is about never bending the parts of ourselves that we should not bend.
Uso: To leave a catchiness somewhere. Like a clash between ego and sociality (laughs).
■ What’s your favourite RAN song? And please tell us the reason?
TAICHI: It’s アンダーグラウンド (UNDERGROUND), isn’t it? Maybe it’s also because I’m into it at the moment (laughs).
I like all of them, but when I listen to this song, I feel the feeling of a painful time.
I’m glad to be in a band to have this song to leave behind.
Meiliang: パブロフの猫 (PAVLOV no Neko). It’s my alter ego.
Uso: I guess 三日月(Mikazuki)…
I think it’s nice and straight.
Mogami Yoru: I like the lyrics of finale.
Shion: I guess it’s アンダーグラウンド (UNDERGROUND). Everything that I want to convey is inside this song.
■ RAN is a pretty active going band, you spend lots of time together. How do you all keep a good relationship with each other?
TAICHI: When you bump into each other, you bump into each other, but you have to be considerate of the other person’s feelings.
Meiliang: I guess, not keeping things to ourselves.
Uso: Things like enjoying the Band life, right?
Mogami Yoru: Not being stubborn!
Shion: I guess it’s about not being careful, in a good way. Also, say what you want to say.
■ In your active years which challenges or obstacles did you face as a band which you have overcome, how did you overcome them?
TAICHI:I feel like of all the time I’ve lived so far, the present moment has always been the hardest. I have always lived my life trying to break down high walls….That is why I am so passionate about this.
Meiliang: Our Youtube project Tsukemen Expo was the toughest .
Uso: I struggled for a while after we released VIRULENT. I struggled a lot because I was too obsessed with how to best express this work to the world. I felt that the more I tried to express myself, the more of the goodness of RAN would be lost. I was so quick to answer that question.
Mogami Yoru: For me it’s the sound production aspect. It was quite difficult to create the sound I needed as the bassist of RAN without losing my style, because my own style is totally different from RAN’s previous bassist.
Shion: For me, it’s the recording. There were times when I was so frustrated that I cried when I reviewed my own drumming and realised I wasn’t there yet. I think that’s why I’ve been able to grow so much.
■ What is the biggest challenge for a visual kei band, which you face daily and how do you deal with it?
TAICHI: I have to wake up early to put on my makeup.
Uso: Nothing in particular, I guess.
Shion: The problem is, that drum equipment is too expensive (laughs).
■ Since the visual kei audience is mostly female, what do you think of your male fans?
TAICHI: That I’m doing things in the good direction. That’s what it feels like. I feel happy when male fans also enjoy our music.
Meiliang: I’m happy that gender doesn’t matter.
Uso: What do I think or feel about it? … I’m usually happy whether it’s a male or a female fan.
Mogami Yoru: Because having male fans is rare, I always want to ask them how they got to know me and whether they like visual kei.
Shion: I’m also just as happy as normal (laughs) .
■ Since starting a visual kei band, have there been any unexpected or surprising things (things you wanted to know beforehand) that you didn’t expect at first?
TAICHI: Lives. Everything was more than I had imagined.
Meiliang: Everything was new to me, so it felt fresh.
Uso: I sometimes feel more bravery than in the other genres in that area.
Mogami Yoru: I never imagined as a small child that shaking my head would cause such neck pain.
Shion: Nothing in particular.
■ Do you have a goal of becoming a ‘vocalist’/’guitarist’/’bassist’/’drummer’ like this in the future?
TAICHI: A vocalist other people look up to.
Meiliang: A guitarist who is not bound by the boundaries of being a guitarist.
Uso: I want to make everyone feel that “Uso” is such a kind of a guitarist.
Mogami Yoru: I think the same as Meiliang. I also would like to do various things without being limited to the bassist part.
Shion: I always aim to be a drummer who can move people’s hearts.
■ As a vocalist/guitarist/bassist/drummer, what are your appealing points?
TAICHI: My voice.
Meiliang: My unique sound of my guitar solos.
Uso: Watch me as I go on an old-style rampage on stage.
Mogami Yoru: I’m a person with a lot of emotional ups and downs, so I want you to notice the changes depending on whether it’s a live day or a normal day.
Shion: I don’t want you to miss anything because I put my soul into every note.
■ When did you start playing music (vocal/guitar/bassist/drummer), and what was your motivation?
TAICHI: When I was in elementary school, I wrote in my graduation album that I wanted to be a singer… So maybe I just naturally thought that I would become one…I liked singing, and since I was a little kid, I admired people who sang live and so on.
Meiliang: When I was in junior high school, I used to listen to an old CD that my father used to have.
Uso: I was influenced by my seniors in junior high school.
I was blown away by X and SEX MACHINEGUNS.
Mogami Yoru: I used to be in a band where I did the vocals, but the drummer left and we took a break. That’s when I started playing bass guitar. That was the beginning.
Shion: When I was in junior high school, I saw X’s live video and thought, “I want to be like this too!”
■ What does music mean to you? What kind of impact did it have on your life?
TAICHI: It is there for me when I am happy, when I am in pain and when I am sad.
It is absolutely essential for me.
Uso: It’s something that’s always next to me.
If you didn’t have music, as a matter of fact, your life would be completely different, wouldn’t it?
Mogami Yoru: It’s like the addiction of smoking a cigarette.
Shion: I don’t even know what I would do without music, so it’s all about me, isn’t it?
■ Are there any musicians who influenced you or admired musicians?
TAICHI: BOØWY since the beginning of my life.
Meiliang: It must be Hiroto.
Uso: There are more than I can count.
Mogami Yoru: KORN’s Fieldy
Shion: There are many, but it’s GACKT-san. I respect him so much that he changed my way of life.
■ Apart from musicians, are there any people you admire, influences, celebrities or actors you like (or people close to you)?
TAICHI: There are so many.
Meiliang: It’s Piccolo.
Uso: I can’t even count them all.
Mogami Yoru: I can’t think of someone.
Shion: It’s GACKT-san
■ Do you have a motto or words that you cherish?
TAICHI: Everyone has the right to shine.
Meiliang: Reflecting and growing day by day, reflecting and growing day by day means moving forward.
Uso: You don’t always get rewarded for your efforts, but those who don’t work hard don’t get rewarded.
Mogami Yoru: Lack of ability is the cause of all the disadvantages in this world.
Shion: Only you can help yourself.
■ What is your favorite food or drink?
TAICHI: Hayashi rice
Meiliang: McDonald’s
Uso: White rice, fresh cream, onions
Mogami Yoru: Bottled water
Shion: Fish dishes, Alcohol, and chicken breast
■ Which foods or drinks do you dislike?
TAICHI: Processed cheese
Meiliang: Cucumber
Uso: Seafood, eggs
Mogami Yoru: Costa coffee black. It’s really disgusting.
Shion: Spicy food.
■ On a free day, what do you like to do?
TAICHI: Netflix.
Meiliang: Meditation.
Uso: I guess, sunbathing?
Mogami Yoru: I like to go on a walk and to talk to the dogs who are walking around as well. If I see one I walk to them to give them attention, because they are such cuties.
Shion: Martial arts.
■ Are there any console games you like to play? If so, what do you love to play?
TAICHI: 6-Ball Puzzle.
Meiliang: I love to play Pokemon games.
Uso: I try not to play games.
Mogami Yoru: I was into APEX for a while, and I like Final Fantasy, Dark Souls and stuff that immerse you into a fantasy world, that’s what makes games so good.
Shion: The Spiderman game was fun.
■ Do you speak English or any other foreign language?
TAICHI:I used to be able to talk the language of the cats.
Meiliang: I’ve learned a bit of Chinese.
Uso: I can’t speak other languages.
Mogami Yoru: A little bit (original written in English)
Shion: I don’t speak any other languages.
■ How do you see the future of RAN?
TAICHI: To become a band who everybody knows. A band that you can be proud of.
Our final target is to play at Budokan.
Meiliang: A band that makes you feel happy when you come to a live performance
Uso: I want to stay at Budokan.
Mogami Yoru: I want to participate in a festival overseas.
Shion: A band that seems to give you energy.
■ Please write a message to your fans and readers.
TAICHI: If you’ve read this far, please check us out right now, and of course come to our live shows as well. We’ll be waiting for you.
Meiliang: Thank you for reading to the end. We sincerely appreciate your ongoing support towards RAN.
Uso: Thank you for reading this far. Even if you became only a bit interested, definitely visit one of our concerts. I’ll be waiting.
Mogami Yoru: Please look forward to our ONEMAN live show on June 28th. Thanks for reading.
Shion: Thank you for reading to the end. The people who read and got interested in us, Please, definitely come to our live shows!
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